ミッションコンプリート!
そのまま地上へ移動し、次の書店を目指す。ここでもう一度通話。地下よりもさらに騒音が激しい環境だったが、やはり問題なく声が聞き取れた。
ママ(友人)の道案内にしたがって到着した大きめの書店。なんと、絶対にないと思っていた自著をここで発見! やったー!
無事にオトナのはじめてのおつかい、完了である。
実際に使ってみた感触だが、目玉となる通話機能はよくできていて、かなり周囲がうるさい環境でも声を聞き取ることができる。一方で、「ママに電話」と呼びかけるやり方を後から自宅でこっそり試してみたが、認識されないことが多かった。ひょっとして子どもの高い声にチューニングされていたりするのだろうか。
それから、パネルの表示は見やすくていいのだが、タッチの反応はさすがに最新のスマホレベルとはいかず、ややもっさりしている。まぁ、そんなヘビーに使う端末ではないだろうから、これで十分ではある。
ユニークな充電方法
最初は「?」と思っていたのだが、使ってみて気に入ったのが充電器の仕様。クリップで挟むようにして充電するのだが、端子を差し込む味気ないやり方よりもよっぽどわかりやすくていい。子どもが使うということをよく考えて設計されていると思う。
今回は紹介できなかったが、もう一つ便利なのがmamorino Watchが一定以上親機から離れるとアラームを鳴らせる機能。子どもは目を離すとすぐどこかへ行ってしまうので、この機能を重宝する親は多いだろう。
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実際に使ってみて、mamorino Watchは子ども向けスマートウォッチとしてかなり完成度が高く、必要な機能を過不足なく備える優れた端末だと感じた。子どもの安全は何より大切。スマートフォンを持たせる年齢になるまでは、mamorino Watchを使ってみてもいいかもしれない。
……ちなみに、この後mamorino Watchをつけたまま行きつけの飲み屋に入ったところ、店員さんに「お、Apple Watchですか!?」と声をかけられた……。スマートウォッチ、まだまだこれからである。