まめプラス推進委員会はこのほど、店舗プロデュース活動第1弾として「ダンスキューブカフェ feat.(フィーチャリング)まめプラス」をオープン。これに伴い、同店にて記者発表会と内覧試食会が行われた。

左から、バレエダンサーの大長亜希子さん、不二製油グループ本社の清水洋史代表取締役社長、チャコットの早川政美代表取締役社長、管理栄養士の和美さん

「健康」と「おいしい」の両立を

同委員会は、おいしく・たのしく・ヘルシーに「まめ」を食生活にプラスするライフスタイルの推進を目的とし、これまでは大豆製品を使用したメニューを提供する店舗を紹介してきた。そして今回、新しい取り組みとしてスタートさせたのが、店舗プロデュース活動「feat.まめプラス」。同委員会の活動に賛同した店舗とともに進める共創活動で、さまざまな店舗のプロデュースを通じ、豊かなライフスタイルを体験できる場を拡大していくという。

「ダンスキューブカフェ feat.まめプラス」は、バレエ・ダンスショップなどが入る複合施設「ダンスキューブ勝どき」の2階にある

カフェの外にある階段には、トゥシューズのシャンデリアが!

店内にもバレエモチーフが飾られる

「feat.まめプラス」第1弾のパートナーには、「ダンスキューブカフェ」(東京都中央区勝どき)が選ばれた。同店は、バレエ・ダンスの総合用品メーカーのチャコットが運営するカフェ。「おいしく、しっかり食べて、健やかな体をつくる」というコンセプトを持つ点において、同委員会の活動と親和性が高かったという。

チャコットの早川政美代表取締役社長は、「大豆はバレエダンサーにとっても重要な食材です。バレエダンサーをサポートしてきた当社の経験・ノウハウにあわせて、ヘルシーでおいしい大豆製品を提供することで、一層進化をしていきたいと思います」と意気込みを語った。

大豆は高タンパクで低カロリー

「大豆」本来の味わいをそのまま生かして分離・分画する技術(USS製法)によって生まれた豆乳クリーム ※イメージ

「ダンスキューブカフェ feat.まめプラス」は、ダンスに必要な筋肉を維持し代謝を高める「ダンスフード」がコンセプト。ダンスの中でも、演技の性質上、特に厳しい体重コントロールを求められるバレエダンサーや、バレエダンサーのような美しくしなやかな体を作りたい人のために、理想的な食事を提供していくという。

提供メニューは、過度な食事制限による危険なダイエットではなく、栄養バランスのよい食事をしっかり摂(と)ることで健やかな体をつくるという考えに基づいて考案された。そのメインとなるのが、高タンパクで低カロリーの「大豆」。大豆を原料とする「豆乳クリーム」や「低脂肪豆乳」、「大豆ミート」をふんだんに取り入れることで、健康でヘルシーでありながら、おいしさを追求したメニューが完成したとのこと。

豆乳クリームや低脂肪豆乳は、「大豆」本来の味わいをそのまま生かして分離・分画する技術(Ultra Soy Separation製法 / 通称: USS製法)によって生まれた新豆乳素材のこと。

不二製油グループ本社の清水洋史代表取締役社長は、同社の特許製法となるUSS製法について、「私たちは、植物でありながら良質なタンパク質を持ち、あらゆる健康効果がある大豆に古くから着目してきました。そして、大豆をもっとおいしくする方法として開発したのが『USS製法』です。豆乳クリームと低脂肪豆乳という、おいしく汎用(はんよう)性のある素材によって、世の中は開けたと考えています」と語った。

大豆ミートは、大豆を加工した食材で、食感や形を肉に似せることで通常の肉と同じように使用できる。見た目や歯ごたえは肉そのものでありながら、ヘルシーな点が特徴。ミンチタイプ、から揚げタイプ、手羽先タイプなどバリエーションも豊富で、用途により使い分けが可能だ。

バレエダンサーの肉体を目指す「ダンスフード」

「季節野菜の豆乳クリームグラタン」(980円・税込)

豆乳クリームを使用したメニューには、「季節野菜の豆乳クリームグラタン」(980円)、「乳を使わない豆乳クリームのカルボナーラ」(1,300円)、「彩り野菜と大豆ミートのカレー 豆乳クリーム添え」(1,200円)、「明太子のソイクリームディップ」(800円)、「お豆いろいろポタージュスープ」(880円)の5品がラインアップ。

通常なら、グラタンやカルボナーラと聞くとカロリーが気になるところだが、心配無用。味わいと満足感はそのままに、カロリーや栄養バランスに配慮したメニューとなっている。

「季節野菜の豆乳クリームグラタン」は、豆乳クリームと低脂肪豆乳を合わせ、滑らかな口あたりが楽しめる1品。また、低脂肪なシュリンプ(エビ)を使うことで高タンパクメニューに仕上げ、運動後の筋肉疲労回復にも効果が期待できるという。

「乳を使わない豆乳クリームのカルボナーラ」(1,300円・税込)

また、「ダイエットメニューは何となく味気ない……」と思っている人には、「乳を使わない豆乳クリームのカルボナーラ」がおすすめ。生クリームのかわりに豆乳・豆乳クリームを使用することで、気になるカロリーをカット。それでいて、カルボナーラのクリーミーで濃厚な味わいが楽しめる、満足感たっぷりな一皿だ。さらに、ショルダーベーコン(豚の肩肉のベーコン)を使用することでタンパク質を補い、カロリーを抑えたという。

「彩り野菜と大豆ミートのカレー 豆乳クリーム添え」(1,200円・税込)

「明太子のソイクリームディップ」(800円・税込)

「お豆いろいろポタージュスープ」(880円・税込)