音楽のモバイル化は、何も外出先の環境だけを指すわけではない。筆者はストリーミングサービスによって音楽聴取の絶対時間は飛躍的に伸びた。仕事中や移動中だけでなく、家の中でもストリーミング主体で楽しむようになったからだ。

筆者はMac、iPhone、Apple TVで、Apple Music経由の音楽を楽しんでいる。Macは仕事中、iPhoneは外出中や運転中、そしてApple TVはリビングでの食事や読書などの時間だ。

ワイヤレスヘッドフォン、Parrot Zik 3。ノイズキャンセリング機能やイコライザ、音場などを、専用のアプリでコントロールすることができる。街歩きの際には、内蔵しているマイクで拾った周囲の音をヘッドフォン内に再生することもできる

最近試しているBluetoothノイズキャンセリングヘッドフォン、Parrot Zik 3は、MacとiPhoneでの音楽再生にちょうどよい。PhoneとBluetooth接続し、専用アプリから音場やイコライジング、ノイズキャンセルの度合いを調節することができるが、MacとはUSBケーブルで接続でき、充電しながらMacの音楽を再生できる。

ちなみに、Zik 3自体は、パソコンとUSB接続をすれば、デジタルデータでヘッドフォンまで音楽が届く仕組みになっている。そのデジタルデータは、ハイレゾ音源もサポートしている。もし将来的にハイレゾ音源主体の使い方になっても、このヘッドフォンは対応可能、というわけだ。