【レポート】

4.7型で世界最軽量275g! パナソニック、Android 5.1.1搭載の頑丈ハンドヘルド「TOUGHPAD」新モデル

 

パナソニックは23日、Android 5.1.1を搭載した4.7型ハンドヘルド「TOUGHPAD」新製品を発表した。ラインナップはNTTドコモ対応の「FZ-N1ADCAAZJ」、KDDI対応の「FZ-N1AKCAAZJ」の2機種。2月26日から販売開始する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別150,000円前後。

4.7型ハンドヘルド「TOUGHPAD FZ-N1」

4.7型液晶で世界最軽量の頑丈ハンドヘルド

2014年7月に発売した5型ハンドヘルド「TOUGHAPAD FZ-X1」をベースに、回路やアンテナ、構造設計を見直し、4.7型液晶で世界最軽量の275gを実現した頑丈ハンドヘルド。1.8m落下試験や、ディスプレイへの鋼球落下試験をクリアする頑丈設計に加え、IP65/67の防塵/防水性能を備えている。斜め配置のバーコードリーダーにより、画面を見ながらバーコードスキャナを使用できるほか、NTTドコモやKDDIの音声/データ通信に対応し、屋外作業時の騒音下でも通話が可能。

「TOUGHAPAD」ハンドヘルド端末は2015年10月に防爆モデルを追加した。今回の2016年モデルでは、ハンディターミナル、PDA、電話の機能を1台に集約。パナソニック システムネットワークス ターミナルシステムビジネスユニット 国内営業部の向坂紀彦部長は、新製品を「(従来機より)より軽く、よりスリムに、より使いやすくしたモデル」と紹介し、「FZ-X1で開拓してきた市場を、FZ-N1でさらに展開していきたい」とアピールした。

パナソニック システムネットワークス ターミナルシステムビジネスユニット 国内営業部の向坂紀彦部長

Windows Embedded 8.1 Handheldを搭載した従来モデル「FZ-E1」(左)と、Android 4.2.2搭載の従来モデル「FZ-X1」(右)

「TOUGHPAD」ハンドヘルド分野の展開

2014年7月発売の従来モデル「TOUGHPAD FZ-X1」との重量比較

275gでもMIL-STD-810Gに準拠

「FZ-N1」の特徴は、頑丈性能、斜めに搭載されたバーコードリーダー、音声通話、視認性・操作性、長時間駆動の5つ。パナソニック システムネットワークス ターミナルシステムビジネスユニット スマートフォン開発部 ハード総括の浦田康人氏は、製品のコンセプトを「世界最軽量の頑丈ハンドヘルド」と語った。

パナソニック システムネットワークス ターミナルシステムビジネスユニット スマートフォン開発部 ハード総括の浦田康人氏

約275gでMIL-STD-810Gに準拠する頑丈性能を実現

頑丈性能については、作業現場で求められるタフさを実現するため、米軍規格MIL-STD-810Gに準拠し、コンクリート面への1.8m落下や1m落下×2,000回といった試験をクリア。寒冷・炎暑対応として、-10度から50度環境での動作が可能だ。また、従来機では背面にそのまま搭載していたバーコードリーダーを、本体から出っ張った形で斜めに配置。端末を持ち変えることなく、画面を見ながら効率的に作業できるようにした。

コンクリート面への1.8m落下や放水試験、浸水試験などを行っている

本体背面。上部に出っ張る形でバーコードリーダーを搭載する

画面を見ながらバーコードをスキャンできる

マイク3基によるノイズサプレッサー

音声通話に関しては、VoLTEを含むLTE/3Gに対応するほか、上部1つ、下部2つの3つのマイクを使い分け、ノイズ成分だけを避けるノイズサプレッサーを搭載し、通話品質を高めた。100dBAの大音量で再生できるツインスピーカーも備える。視認性・操作性では、500度の高輝度バックライトや、従来機同様の雨天時でも操作できる水滴誤動作防止モードや、手袋着用時でも使える手袋操作モードを用意した。長時間駆動では、3,200mAhのバッテリにより、ブラウジング時で約8時間の駆動時間を確保。充電機能も改善し、約1時間の急速充電で約6時間動作するほか、1~2分以内であれば、電源を入れたままバッテリパックを交換可能できるウォームスワップ機能を搭載した。

金魚を泳がせた水槽に沈める防水機能のデモ

本体前面。マイク3基を搭載する

本体側面。バーコードリーダー用のスキャンボタンを両側に搭載する

本体底面

「FZ-N1」ノイズサプレッサー機能のデモンストレーション。前半の約5秒がノイズサプレッサー「オフ」の状態、後半の約5秒がノイズサプレッサー「オン」の状態だ。周囲の音が押さえられているのがわかる ※音が出ます

ACアダプタやクレードル、充電台、バッテリパックなど、オプションのアクセサリも多数揃える

浦田氏は、「ハンディターミナル、PDA、電話の機能を1台にまとめることで、コストダウンを実現できる」と新製品をアピールする。なお、従来機でラインナップしていたWindowsモデルは、現在Windows 10搭載モデルとして開発を検討しているという。

本体サイズはW74×D156×H16.3~31mm(バーコードリーダー部)、重量は約275g。主な仕様は、下記の通り。

  • OS:Android 5.1.1
  • CPU:Qualcomm MSM8974AB(2.30GHz、4コア)
  • メモリ:2GB
  • ストレージ:16GB
  • ディスプレイ:4.7型(1,280×720ドット、10点タッチ対応)
  • 通信機能:LTE/3G(VoLTE対応)、IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.1
  • カメラ機能:前面500万画素/背面800万画素
  • カードスロット:microSDスロット×1、nanoSIMスロット×1
  • インタフェース:microUSB、拡張バスコネクタ、バーコードリーダー、NFC
  • センサー:照度、加速度、ジャイロ、デジタルコンパス、気圧、GPS、
  • バッテリ容量:3,200mAh
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