213店舗でサポート・アフターサービス対応

イオンモバイル自身がMVNO事業者になって独自のプランを展開するのと同時に、ユーザーのサポート・アフターサービス体制も拡充する。全国のイオンのうち、即日購入が可能な213店舗では登録情報の変更、故障修理の受付、解約に応じる。

登録情報については、ユーザー情報はもちろん料金プランの変更も可能だ。故障修理については、店舗内にあるイオンモバイルのカウンターで受付し、修理でユーザーの端末を預かる場合、代替機を用意する。また、購入後1カ月以内に初期不良が発生した場合は、店頭で端末交換も行う。

橋本事業部長によると、従来の代理店形式ではユーザーの料金プラン変更や端末が故障した場合、直接、通信事業者や端末メーカーに問い合わせる形になり、すぐには対応できなかったが、今回のイオンモバイルの一新でイオン店舗のモバイルコーナーでワンストップかつ迅速なサポートが可能になったという。

全国429店舗のうち即日契約とサポートが可能なのは213店舗

オプションとして、電話サポートや安心保証、セキュリティサービスも用意

スタートキャンペーンを開催

イオンモバイルでは新プランスタートに合わせ、2月26日~3月31日まで「新生イオンモバイルスタートキャンペーン」を実施する。3月までに2GBプランを申し込むと2017年3月までの月額料金が特別価格になるというもの。音声通話付きの2プランの場合、月額980円(通常は月額1,380円)に、データ通信のみの2GBプランの場合は月額480円(通常は月額780円)で提供される。

また、プランだけでなくイオンモバイルの端末が特別価格で購入可能だ。スマートフォン「ARROWS M01」が14,800円(通常価格29,800円)になり、モバイルWi-Fiルーター「Aterm MR04LN AB」が19,800円になる(通常価格25,920円)。なおどちらも1人1台のみ。

3月31日まで行なわれる2つのスタートキャンペーン

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様々な企業が集まり、すでに飽和状態と言えるMVNO業界に新たに参入したイオンモバイル。今後もサービスや価格における競争はさらに激化していくなか、イオンモバイルの強みは全国に数多くの店舗を持っており、店舗での販売や応対が可能な点だ。月額料金の安さで使ってみたいという向きはもちろん、MVNOはいまだに難しそうで手が出しづらい、というエントリーユーザーを対面接客でどれだけ取り込めるのだろうか。