テキストとかわいいスタンプの送受信や無料通話などで人気の「LINE」。設定の仕方がわからない、セキュリティ面で心配という理由で使うのをためらっているという方もいるのではないでしょうか。ここではスマートフォン版LINEの設定や使い方の基礎、小ワザを紹介していきます。今回は「Facebookを使ったアカウント登録の方法」について。

なお、iOS版/Android版ともに方法は同じですが、以下ではiOS版を使って検証しています。

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前回は電話番号を使ったLINEのアカウント登録方法を紹介しましたが、他にもLINEにはFacebookアカウントを使った登録方法も用意されています。Facebookで登録するメリットは電話番号を登録しなくていいこと。MVNOを使っていてスマホはデータ回線のみの利用という場合に便利です。

今回はFacebookによる登録方法を紹介していきます。

まずは電話番号の認証から

アカウントを登録するには、アプリを起動してまず「新規登録」をタップします。利用登録画面が現れ、電話番号欄が現れますが番号認証は行ないません。代わりに画面下の「Facebookでログイン」をタップ。Facebookの認証画面が現れるので、Facebookログイン用のメールアドレス(または登録携帯番号)とパスワードを入力して「ログイン」を。

Facebookの認証が終わると「○○としてログイン」というボタンが現れるので(○○は登録名)、これをタップ。続いてプロフィール画面が出てくるので、自分のLINE用の名前とアプリで利用するプロフィール写真を設定し、「登録」ボタンをタップしましょう。

「新規登録」をタップ

画面下の「Facebookでログイン」という項目をタップする

この画面ではFacebookアカウントでログイン

Facebookの認証が終わるとLINEのログインボタンが現れる

プロフィール画面ではLINE上の名前と画像を設定

年齢確認は後からでも設定可能

プロフィールの設定が終わったら電話番号での登録同様、年齢確認へ。LINEではID検索を使って友だちを探す機能は18歳未満では使えないため、年齢確認を行なう必要があります。「年齢確認をする」をタップするとキャリアのユーザーページにジャンプし、そちらにログインして行いますが、設定は後から行なうことも可能です。

年齢確認の後は「アドレス帳の友だちを追加しよう」という表示が出てきます。これはアドレス帳の電話番号を読み込んで、LINEに登録する友達を探す機能。便利ですが、仕事など親しい付き合いでない人も追加されてしまうので、追加して大丈夫かどうか考えた上で問題なさそうなら「登録する」をタップしましょう。もちろん、「キャンセル」を選んでも後から改めてアドレス帳の登録ができます。

年齢確認はLINEを使い始めた後からでも設定可能

アドレス帳も後から登録できるので、登録するか迷うなら「キャンセル」を

メールアドレスの登録と番号による認証

続いてメールアドレスとパスワード設定。Facebookアカウントによる登録の場合、必須になります。メールアドレスと6~20文字以内のパスワードを入力して「登録する」をタップします。

そして認証番号の入力へ。登録したメールアドレスにLINEからメールが送られるので、メールに記載されている4ケタの番号を認証画面のフォームに入力して「メール認証」をタップ。「メールアドレスの登録が完了しました」というウィンドーの「OK」をタップしたら、登録は終わりです。LINEの通常画面に移行します。

メールアドレスとパスワードの登録を行なう

メールに届いた認証番号を入力し、「メール認証」をタップする