beyerdynamicは2月13日、東京・中野サンプラザで開催された「ポタ研2016冬」にて、ヘッドホン「T5p 2nd Generation」の製品発表会を行った。T5p 2nd Generationの発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は130,000円前後。

T5p 2nd Generation

T5p 2nd Generationは、2010年発売の密閉型ヘッドホン「T5p」をベースに開発された第2世代モデル。「T1 2nd Generation」と同様、改良版のテスラテクノロジーを搭載。ユーザーの声を採り入れ、暖かみのあるサウンドはそのままに低域の再現性をより正確にしたという。実際に視聴したが、解像度が高いながらも若干アナログ感がある。低域は「強調」ではなくまさに「改良」されたという印象で、バランスの良さが際立っていた。

再生周波数帯域は5Hz~50kHzで、ハイレゾロゴを取得。ポータブルプレーヤーとの接続を想定し、インピーダンスは32Ωとなっている。ケーブルは新たに着脱式を採用。別売でバランス接続用の4ピンXLRケーブルも用意する。

ドライバーに第2世代テスラテクノロジーを搭載

厚みを増した新イヤーカップ。鼓膜とドライバーの距離をとることで音場を広くした

T5pは、本革製のヘッドバンドとイヤーカップを使用していたが、T5p 2nd Generationでは上質な合皮に変更。装着感やメンテナンス性に配慮している。

主な仕様は、感度が102dB、最大入力が300mW、重量が350g。7N OCC銅を使用した3.5mmステレオミニケーブル(両出し、1.4m)のほか、6.3mm標準プラグ、セミハードケースが付属する。

「T5p」のロゴが刻印されている。ケーブルは着脱式

キャリングケース

パッケージ