Case3 夕方の浅草

銀座を後にして、一路浅草へ。夕方なので、もうそんなに人出はないと思っていたのですが、案外賑わっています。バスで乗り付ける団体客というよりは、この時間帯は個人旅行客が多い様子。ここに来た観光客の定番は、「雷門」の大提灯の下での写真撮影。

「雷門」の大提灯の真下で写真を撮るのは鉄板

また、人力車に乗って、スカイツリーをバックに記念撮影も人気です。撮影した写真はすぐにスマホでSNSにアップしている様子。自慢の1枚を撮影し、みんなに見せたい! という気持ちは、日本人も中国人も同じよう。定番土産の雷おこしを買うついでに、ちょっと聞いてみました。

Q:中国人観光客は多いですか?
A:「あぁ、春節でしょ? でもここは年中外国人が来てるから、特に中国の人が多いって感じはしないけどね」

ちょっと肩透かしにあった気が…。少し浅草寺を離れ、駅の方へ行ってみると、みんながこぞって写真を撮っているスポットを発見!

ココです、ココ

中国人観光客に混じって写真を撮っていたら、おじさんに話しかけられました。「金色は中国人が好きな色だからね。みんな縁起がいいってアレ、写真撮るんだよ。日本人と白人さんは形が面白いって撮るんだけどね(笑)」

一時期に比べると、少し落ち着いた感もある爆買い。しかし、買われているモノが大型のものから、小型のものへ変化しただけで、実際はまだ続いていました。2016年の春節は、2/13まで。次にこの光景が見られるのは、秋の大型連休である、10月1日からの国慶節、はたまた中国経済の冷え込みで、今回が最後となるのでしょうか。また機会がありましたらレポートさせていただきたいと思います。

炊飯器を購入している方ももちろんまだいましたよ


株式会社回遊舎
"金融"を専門とする編集・制作プロダクション。お金に関する記事を企画・取材から執筆、制作まで一手に引き受ける。マネー誌以外にも、育児雑誌や女性誌健康関連記事などのライフスタイル分野も幅広く手掛ける。近著に「貯められない人のための手取り『10分の1』貯金術」「J-REIT金メダル投資術」(秀和システム 著者酒井富士子)、「NISA120%活用術」(日本経済出版社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った世界で一番わかりやすいニッポンの論点10」(株式会社ダイヤモンド社)、「子育てで破産しないためのお金の本」(株式会社廣済堂出版)など。