【レポート】

3月15日登場とみられる4インチiPhoneとiPad Air 3の役割 - 松村太郎のApple先読み・深読み

1 テコ入れが必要なiPhone

 
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Apple系のニュースを扱う米国のメディアである9 to 5 Macは、3月15日にAppleが新製品発表を行うと報じた。BuzzFeedもこれに追随して報じている。Appleはこれまでも、3月にiPad関連のアップデートやMacBookを披露しており、6月のWWDC、9月のiPhoneイベントと並んで、製品発表のタイミングとなっている。

今回は、小型の4インチサイズとみられるiPhoneと、昨年9月はアップデートが見送られた9.7インチのiPad、MacBookの刷新、そして発売から1年が経とうとしているApple Watchに関する発表になると見られている。

Appleの2016年第1四半期決算が1月26日に発表された。Appleは引き続き「過去最高」の決算をたたき出し、iPhone販売台数も四半期で最高をたたき出している。しかしながら、いずれも「微増」に留まっており、これまでのような大幅な伸びがもたらされたわけではなかった。

昨秋発売されたiPhone 6s/6s Plus

個人的には、iPhone 6シリーズでの販売増ができすぎた反動であり、今回の決算でもiPhone販売が減少しても驚かないと考えていたため、なんとか「プラス」「過去最高」を維持した点に、Appleが意地を見せたというように感じている。しかし2016年第2四半期には前年同期比で減少に転じる可能性を示している。

Appleは決算発表において、世界的な同時不況を指摘した。これとドル高は、米国外収益比率66%にのぼるAppleにとって、世界景気から少なからず影響を受けることを認めた形となった。スマートフォンは、生活必需品にして個人消費の象徴的なデバイスになりつつあり、不景気に強い製品だった。

だからこそAppleが屋台骨のビジネスに据えて成功してきた側面もあるが、それでもiPhone成長のストップが起きたことは、AppleのiPhone戦略の見直しの必要性を示唆する。それが、噂されてきた4インチサイズの小型iPhoneに現実味が増してきた経緯だ。

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インデックス

目次
(1) テコ入れが必要なiPhone
(2) 「iPhone 5se」と呼ばれるデバイスの役割
(3) 本当にテコ入れすべきはiPad
(4) 小型モデルもPro仕様に

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