警察官の彼に片思い中の、あかねさん(20歳、女性)からのご相談です。

【相談】

同窓会で再会した彼に片思いしていますが、最後のメールは結局返って来ず1カ月たちます。

再会してから1カ月後に一度デートしたのですが、「いつにする?」と聞いたら返信が来なくなりました。警察官の仕事がとても忙しいと言っていたので1週間以上待ってから、メールを送りました。

それに対して「ごめんなさい仕事忙しすぎました(泣)必ず時間作って行こう!」と言ってくれたのですが、1カ月連絡が来ず、悩んだ挙げ句デートとは関係のない他愛のないメールを送りました。

そのメールにはすぐに返信が来て少しの間やり取りをしてデートの話に触れずに終わりにしました。それ以降返事が来ないので、周りからは「告白してすっぱり諦めろ」と言われています。告白をする勇気はあります。でもそれで諦めたくないんです。どうしたらいいでしょうか。

【回答】

あかねさんのケースは彼が警察官ということで、他の職業とは違い特殊なケースだと思います。そこで、彼がまだあかねさんに好意を持っていたとしても連絡をして来ない理由を考えてみました。

■仕事が多忙すぎる

理由はこれしかないと思います。警察官といえどその中で職種はわかれていると思いますが、あかねさんと同い年ということは、彼はまだ若手の部類に入ります。若手が激務で多忙であることは、どの業界でも同じです。さらに警察官という職業は、休日も何かあれば出勤しなければならないため、気が休まる時がないとも聞いたことがあります。

警察官は守秘義務を守らなくてはいけないうえに、休みが確定しないのであれば、常にストレスがたまることは必然。休日の予定を立てることまで、頭が回らないこともあるかもしれません。

ただし、交番勤務の場合はこのケースに含まれず、普通のサラリーマンのように週に何度かデートをすることが可能なようです。

彼がどの職種に就いているか詳細がわからないので断言しづらいのですが、彼の激務ぶりを理解する一方で、「1カ月半、返信も向こうからの連絡もない」という現実からは、目を背けないほうがいいと思います。

以前、結婚式のスピーチを原稿に起こす業務をしていたことがありますが、そこでわたしは警察官&一般女性のカップルとたくさん会話をしました。警察官という激務の職業に就いているから結婚できないというわけではありませんし、パートナーに仕事の忙しさを理解してもらう手順を踏んでいるからこそ、女性が支えて結婚にまで至っているという証明でもあります。

あかねさんは彼と一度だけデートをしたとのことですが、その際、彼から「連絡がつかなくなることがある」等、仕事を理解してほしい旨の説明がありましたでしょうか。それをせずに音信不通になっているということは、以下の理由が考えられるのです。

■このまま関係をフェードアウトさせたい

■他に好きな女性ができた

もしかしたらあかねさんがデートや連絡を取り合っているときに気づけなかった何らかの理由で、彼はフェードアウトしようと考えたのかもしれません。でも、どう伝えたらいいかわからない、もしくは自分からも一度は好意を示したのに、うまく断る方法が見つけられない、と考えている可能性があります。また、もし他に好きな女性ができた場合も、真面目な性格であれば2人を同時進行できないからこそ、あかねさんには連絡をしないのかもしれません。

男性に「女性に連絡をしない理由」を聞いてみましたが、みな口をそろえて「気になる女性を1カ月半も放っておくはずがない」という意見でした。さらにあかねさんの場合は、あかねさんから次のデートの話題を振ると、返信が来なくなっています。せっかくご相談をいただいたので明確にお伝えしますが、この音信不通は、彼の「連絡を取る気はない」という、無言の意思表示かもしれません。

わたしが恋愛相談を受けている中で、あかねさんのように男性側が音信不通になり彼の本音が知りたいという女性から、何十人も相談を受けています。残念ながら、交際前にご縁がなくなるか、つき合っていても別れてしまうケースが大半です。音信不通を無言の意思表示にして、「言わなくても理解してほしい」というのが男性の心理で、その心理が理解できず「ちゃんと話し合って理由が知りたい」というのが女性の心理と言えます。

ですが、彼は警察官という職業柄、本当に激務で連絡ができない可能性もあります。ですからどうしてもあきらめきれないのであれば、あかねさんから最後に一度だけ「忙しい中、返事がないのに連絡してごめんなさい。もしまた会う気がなければ、このメールに返信しないでOKです。あきらめます」などと連絡してみてはいかがでしょうか。文面はこのまま使用するのではなく、あかねさんご自身の言葉で伝えてみてください。もし彼がまた会いたいのであれば、あかねさんが「この連絡を最後にする」と伝えれば、どんなに激務でも何らかのリアクションがあるはずです。

まずは勇気を持って最後の一押しを。それで一週間以上返信がないのであれば、残念ながらあきらめたほうがいいかもしれません。

もしまた何かありましたら、いつでも連絡を下さいね。彼からポジティブなリアクションが返ってくることを願っています。

※写真と本文は関係ありません

著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。2,000人以上の人物取材の経験で磨かれた、鋭い洞察力が武器。著書は『恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80』(講談社)。無料のメール恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い。相談を休止中の場合もあるので詳細はブログまで。恋愛コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『ばらいろダンディ』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌にも多数出演。