熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【羽鳥慎一モーニングショー】→【ショー】、【白熱ライブ ビビット】→【ビビット】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【直撃LIVE グッディ!】→【グッディ】、【ゴゴスマ GO GO! Smile!】→【ゴゴスマ】と略表記します

1月18日(月)

■「『ゲス』の川谷がファンに涙の謝罪。男らしくない!」【ビビット】

代々木公園野外ステージでのフリーライブの様子

謝罪会見を行ったベッキーとは対照的に、これまで沈黙を貫いてきたゲスの極み乙女。の川谷絵音。この日、代々木公園でフリーライブを開くため、その発言にメディアの注目が集まった。

会場は周辺をシートで覆うなど厳戒態勢で、シャットアウトされたマスコミは150m離れた公園の外から撮影。ライブ冒頭、川谷は神妙な顔で「集まってくれてありがとう。このたびはご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありません。僕はミュージシャンなので、これからもいい音楽を作っていきたい」と話し、5秒間頭を下げた。その後、歌い終えると、ファンの声援に涙ぐみ、目頭を押さえて「いい音楽を作るのでよろしくお願いします」とコメント。アンコールには応えることなく、すぐに会場をあとにした。

これを見た泉谷しげるは「ミュージシャンではなく、男と女として考えると、女に恥をかかせるべきじゃない。女を守ろうという姿勢が足りない」、岸博幸も「男として本当にダメだなと。男性側だけ会見も何もしないのはおかしい。『ミュージシャンは会見しなくてもいい』というわけではないし、企業でもこういう会見をしっかりやらないと叩かれますから」と厳しい言葉を向けていた。ぐうの音も出ないほどの正論だ。

■「チャンプ・井岡一翔がGカップ歌手・谷村奈南と結婚へ」【ミヤネ】

歌手でタレントの谷村奈南

WBA世界フライ級王者であり、世界最速で3階級制覇を達成したボクシング界のスーパースター・井岡の恋人は谷村奈南だった。2歳年上の歌手兼Gカップグラドルで、すでにプロポーズを済ませたという。

この報道を受けた井上公造がさっそく井岡を直撃。突然マイクを向けられ、「真剣におつき合いされている方がいるのは事実?」と聞かれた井岡は黙ってうなずく。「大みそかの防衛戦のあとからずっと一緒にいましたよね?」という質問にも「はい」と返事。さらに、「ご結婚も決意された?」と聞かれると、「世界一大切な人なんで、大事に思っています。谷村奈南さんです」と堂々宣言した。

そこからスイッチが入ったのか、冗舌になった井岡は「(交際が)スタートしたのは1年前くらい。僕のずっと片想いでしたね」「初めて結婚したいと思った人だったんで。現役中の結婚は考えていなかったんですけど」「プロポーズというプロポーズはしていないかもしれないですけど、それはちゃんと……」と詳細を話した。谷村のコメントが待たれる。

1月19日(火)

■「SMAP謝罪に国分が『疲れていた』『よかったとは言えない』」【ビビット】

前夜の「SMAP生放送謝罪」を受けて、この日のワイドショーは、20~50分もの時間をかけた総力特集。さまざまな角度から報道される中、「SMAPは偉大な先輩。本人のコメントを待ってから、自分の言葉で伝えられたら」と発言を控えていた国分に注目が集まった。 「(SMAPのメンバーは)言葉を選びながら、『何かを伝えなきゃいけない』という思いを持ちながら話していたと思います。ただ、表情が『疲れ切っているな』と感じました」「会見を見て『よかったですね』とは言えない部分も感じました。でも、あそこで『世界に一つだけの花』が流れたということは、光が見えているんじゃないかと」「少し落ち着かせようと思って生放送で語ったと思いますが、25年(グループを)続ける難しさは、TOKIOも21年で感じる部分もあります」「存続させるためにはまだまだ時間が必要なんじゃないかと思いました。このような表情でテレビに出るのは今までなかったですし、それでも『何かを伝えなきゃ』という思いで出たと思いますし、そこは分かって欲しいですね」と切々と話す国分。解散を否定する具体的な言葉が出なかったことについては、「もうちょい長い目で見てもらったときに、また違ったSMAPからのコメントが出てくるのではないかと思う」とフォローした。

一方、真矢ミキは、「25年間こんなに楽しませてくれたのに何で謝るの? って。逆に反省したのは、(SMAPが)いてくださるのが当たり前と思いすぎてて。トップで走ってくださる方々の本当に大変さが知れたことは1つよかったと思うの」とコメント。ファンの気持ちを的確にとらえた発言が光った。

1月20日(水)

■「又吉直樹・羽田圭介後の芥川賞発表! 今回も有名人だった」【スッキリ】

左から直木賞の青山文平氏、芥川賞の本谷有希子氏、芥川賞の滝口悠生氏

第154回芥川・直木賞が発表された。前回は又吉、羽田の受賞で盛り上がったが、今回の芥川賞に選ばれた本谷有希子も有名人。文筆業のほか、劇団主宰、女優、声優、ラジオパーソナリティーなどをこなし、ファンも多い。初ノミネートから10年、4度目で芥川賞受賞となった本谷は、「うれしいかどうか頭が真っ白で分からない」と喜びの大きさを示した。続く、「(芥川賞は作家にとっての)エサのように感じるときもありますね。『もっと書きなさい』とエサをまいてくれているような感じです」というコメントはいかにも作家らしい。現在36歳で、昨年10月に第一子となる女児を出産したばかりであり、今後も話題を集めそうな人だ。

一方、直木賞の青山文平は、「無名の書き手にとって直木賞・芥川賞はこれほどかけがえのない重い賞はない。候補に選んでいただいたときにこれで3年食えると思いました。(現在67歳で)私の年齢ですから3年食えるとかなり死ぬ時期も近づいてくるので、かなり安定期に入る」と笑わせた。

この日、コメンテーターとして初出演した前回の受賞者・羽田は、「僕のときは、『お前の会見なんかどうでもいいから、早く又吉さん出せ』という空気が出てましたね。直木賞は3年食えると思いますが、芥川賞は半年しか食えないと思いますよ。利権にありついて大学で教えるとかあったら食えるけど、小説だけでは難しい」とぶっちゃけトーク。朝の生放送でもコメントのキレ味は全く変わらないだけに、今後のレギュラー出演が楽しみだ。

1月21日(木)

■「渦中のメリー副社長が『分裂危機や会見』などの裏側を独白!」【ノンストップ】

18日の『SMAP×SMAP』生謝罪でいったん収まったかと思われた今回の騒動。しかし、雑誌掲載されたメリー副社長のインタビューが、新たな波紋を呼んでいる。

メリー副社長は、独立組の4人がタモリらの所属する田辺エージェンシーに移籍するという報道について、「12月27日に私の友人からの伝言で、田邊さん(社長)が、『4人を元に戻してくれないか』と言ってらっしゃるのを知りました。田邊さんは、SMAPはひとつであるべきだし、ジャニーズ事務所を出てはいけない、とのお考えだった」「田邊さんは中居に対して、あとの3人をきちんとまとめてジャニーズ事務所に挨拶に行くこと、木村にも謝ってきなさい、と伝えてあるとのことでした。私は『では、それを待ちます』とお返事をしておいたのです」とコメント。しかし、「誰からも何の連絡もありませんでした。1月7日まで待ちましたが、何の動きもないままでした」。メリー副社長は田辺エージェンシーに行き、田邊社長にそのことを伝えると驚いていたという。

さらに、「きちんと言っておきたいのは、私は4人を追い出したわけでも、受け入れないと言ったわけでもありません。むしろ田邊さんから言われて『受け入れます』とお返事をしましたが、誰も挨拶に来なかった」と強調。その後、メリー副社長とジャニー喜多川社長に謝罪が行われたのは17日午後11時、つまり生謝罪の前日だったという。

インタビューでは、木村拓哉の妻・工藤静香との関係や、マネージャーの退社時期なども語るなど、まさに大放談。「タレントを守る」というより、「身の潔白を証明したい」という気持ちが透けて見える。

■「宇多田ヒカル、5年ぶりに活動再開へ! 朝ドラ主題歌を作詞中」【ビビット】

復帰作は4月スタートのNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』の主題歌。宇多田は2011年から活動休止し、2014年にイタリア人男性と再婚、2015年には第一子の男児を出産していたが、実に5年ぶりの本格復帰となる。

宇多田はツイッターで、「今、ちょうど曲の真ん中あたりの歌詞 残り一行を絞り出そうとしているところ」とコメント。「伸びやかで温かみのある声で、家族のドラマを後押ししてほしい」というNHKの起用理由も、家族が増えたタイミングにピッタリだったのかもしれない。

■「またもLINE流出! ベッキーと川谷が謝罪前日に"迷文"連発」【ミヤネ】

ベッキー(左)と川谷絵音

不倫騒動中のベッキーとゲスの極み乙女。・川谷絵音のLINEが新たに公開された。しかも、ベッキーが釈明会見を行った前日に、「(報道で)逆に堂々とできるキッカケになるかも」「私はそう思ってるよ!」「よし!」「そうとしか思えない。」「ありがとう文春!」「オフィシャルになるだけ! ありがとう文春!」「感謝しよう」「うん! それに不倫じゃありません!」「うん!」「略奪でもありません!」「うん!」「センテンス スプリング!」などと、無理矢理ポジティブにとらえる謎の文面。さらに、「友達で押し通す予定!(笑)」「遠恋だと思って過ごす」などもあり、もはや言い訳できないレベルだ。

これを見た宮根誠司は、「もしこれが作られたものならすぐに釈明されたほうがいい 「前の日にあのテンションでLINEしてあの会見って……なかなか普通の感覚では考えられない」「おっしゃらないと、おふたりのLINEなんだって世間は思う」「友達なのか、いや何があっても結婚したいのか、言っちゃった方が良いような気がします。臆測が臆測を呼んじゃいますから」と熱弁をふるって呼びかけた。確かに、再度の会見が必要なのかもしれない。

1月22日(金)

■「カトパンがついに退社へ。4月末で『めざまし』卒業」【とくダネ】

4月末でフジテレビを退社する加藤綾子

フジテレビの加藤綾子アナが、4月末で退社することが分かった。この日の新聞報道を受けて小倉智昭が笠井信輔アナに尋ねると、「フジテレビも8時に正式発表して、リリースが出ました」と認めた。その直前、加藤アナは『めざましテレビ』で、「同番組を4月1日で卒業する」と発表していたが、退社してフリーになることも明らかに。

2008年の入社から8年、昼夜逆転の生活を続けてきただけに、「30歳の今、そろそろ普通の生活に戻りたい」と考えるのは自然の流れだろう。その他のレギュラー番組は続投することから、円満退社であることがわかる。

■「年齢非公表の吉田羊が『40代部門』のベストジュエリー賞に!」【PON!】

女優の吉田羊

吉田羊が「最もジュエリーが似合う著名人」に贈られる『第27回 日本ジュエリー ベストドレッサー賞』を受賞。年齢非公表だが「40代部門」で選出された吉田は、「『40代部門と明記します』ということで、『羊ちゃん、今回は断るしかないね』というマネージャーに、『え、欲しい』とふたつ返事をしました」と会場を笑わせた。

さらに、「年齢非公表を変えるつもりはないので、マスコミの皆さんは『40代?部門』とあいまいにしていただけると、仕事がやりやすい」とリップサービスするのがこの人らしい。『ベストジーニスト』『ベストドレッサー』『VOGUE JAPAN Women of the Year』も受賞するなど、すっかり同世代の象徴となった。

ちなみに、10代部門は小松菜奈、20代部門は井上真央、30代部門は松下奈緒、50代部門は沢口靖子、60代部門は和田アキ子、男性部門はDAIGO、特別賞女性部門はももいろクローバーZ、特別賞男性部門は市川海老蔵が選ばれた。


今週のワイドショーは、いまだSMAP一色。ここでは挙げていないものの、毎日全ての番組がスポーツ新聞の記事を軸に特集を組んでいた。ただ、新聞やワイドショーが「謝罪で騒動鎮静化へ」と報道する一方、ネットを中心とする一般層は「まだ安心できない。メンバーがかわいそう」という見方をしている。ジャニーズ事務所との契約が切れる9月に再び何かが起こるのか、憶測も含め、まだまだ騒動は収まりそうもない。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。