2015年6月に発売されたマウスコンピューターのスマートフォン「MADOSMA Q501」。Windows Phone 8.1 Updateを搭載し、国内において4年ぶりのWindows Phoneを復活させたことで大きな話題を集めた。そんな台風の目となったMADOSMAが、2015年12月、最新OSである「Windows 10 Mobile」を搭載し「MADOSMA Q501A」として帰ってきた。MADOSMAは、Windows 10 Mobileによりどのような変化を遂げたのだろうか。まずはハードウェアとセットアップを追っていくことにしよう。
基本的なパッケージ構成は「MADOSMA Q501」から変化無し
「MADOSMA Q501A」は約5.0インチの液晶ディスプレイを採用した、本体サイズW142.8×D70.4×H8.4mmのスマートフォンだ。樹脂製の筐体を採用しているため高級感にこそ欠けるが、そのぶんバッテリを外した場合の本体重量は約125gと軽い(MADOSMAのバッテリは着脱と交換が可能)。カラーは白と黒のツートーン。ブラックを基調とした液晶面に対し、背面はパールホワイトとなっている。内容物同様、本体にも大きな変化はない。パッケージを含めたハードウェア面では、まったく同じものを使用していると考えてよさそうだ。
仕様機の外箱は、MADOSMAブランドのイメージカラーである黄緑と白で配色。Windows Phone 8.1 Updateを搭載した旧機種「MADOSMA Q501」とまったく同じ。同梱品も、microUSB to USBケーブル、16GBのmicroSDカード、2,300mAhのバッテリ、クイックスタートガイドの4点と、特に変化はない。
液晶ディスプレイはIPS方式で、解像度は1,280×720ドット。液晶ディスプレイには、Q501と同様にグレアタイプの液晶保護フィルムが標準で貼り付けられている。保護フィルムを購入し、埃に気を付けながら貼るという負担がないは大変うれしいポイントだ。