ソニーは1月13日、マルチファンクションライトと名付けられた照明器具を発表した。2015年5月にはBluetoothスピーカー内蔵のLED電球「LSPX-100E26J」を発売しており、今回の製品はそれに続くかたちとなる。

マルチファンクションライト「LGTC-10/MLJ J1」

マルチファンクションライトは単なる照明器具ではなく、Wi-Fiを搭載し、テレビやエアコンといった他の家電製品をコントロールする機能も持つ。東京ビッグサイトで1月13日から開催している「ライティングジャパン2016」のソニーブースには、このマルチファンクションライトが展示されている。実際にどんなことができるのか、レポートしたい。

重要なのは設置場所

LEDシーリングライトの中央部分に、センサーやスピーカーなど集約したマルチファンクションユニットを埋め込むようにして使用する。マルチファンクションユニットには、スピーカーやマイクといったオーディオ系の機能に加えて、人感センサー、照度センサー、温度センサー、湿度センサーを搭載。外周部分の8カ所に赤外線を出すためのLEDが配置されており、ここからの信号で家電製品をコントロールできる。

中央のマルチファンクションユニットには、各種センサーやオーディオ機能を装備

家電の操作は、スマートフォン向けの専用アプリから行う。Wi-Fi経由でスマートフォンとマルチファンクションユニットがつながり、家の中でも外でもアプリから家電を操作できる。一般的なリモコンと同様、赤外線を使って家電をコントロールする仕組みなので、すでに自宅で使っている家電製品もカバー。汎用性が高いのも特徴だ。スマートフォンアプリからコントロールするだけでなく、温湿センサーによる自動運転にも対応する。

スマートフォンのアプリで、エアコンなどの家電製品をコントロールできる

どうして家電のコントロール機能を照明器具に組み込んだかというと、シーリングライトの設置場所がポイントだったという。部屋の主照明が設置される天井は、部屋全体に信号が届き、かつ電源も確保しやすい絶好の場所だ。マルチファンクションユニットから赤外線が届く範囲は16畳程度までとなる。