【レポート】

オートモーティブ ワールド2016 - インスツルメントパネルの未来を見せる日本サイプレス

小林行雄  [2016/01/14]

2016年1月13日から15日まで、東京ビッグサイトにて開催されている自動車技術の展示会「オートモーティブ ワールド2016」にて、Cypress Semiconductorの日本法人である日本サイプレスは1月12日に発表したばかりの40nm eCT(Embedded Charge Trap)プロセスを採用した車載マイコン「S6J3310」を用いたインスツルメントパネルのデモなどを行っている。

S6J3310は、Cypressと合併する以前の旧Spansion時代から開発が進められてきたMirrorBit技術を活用して開発されたマイコンで、主な仕様は既報のとおり。今回の展示では、実際にアナログメーターの間に液晶パネルを設置し、そこにさまざまな映像を表示する、ということを行っていた。また、その隣には3D描画エンジンなどを搭載いたハイエンドインスツルメントパネル向け製品である「S6J3200シリーズ」を搭載したインスツルメントパネル上での3D表示およびプロジェクタによる2D表示のデモも行われており、来場者の興味を惹きつけていた。

左が発表されたばかりのS6J3310シリーズを搭載したクラシックスタイルのパネルクラスタ向けデモ。右がハイエンドにも対応可能なS6J3280シリーズを搭載した3D描画+プロジェクタによる2D描画のデモ

また、このほかにもモータ制御ソリューションや、S6J3310同様、1月12日に発表になったCPXI対応ソリューション、自動車向けタッチセンサソリューションなども展示しており、こうした同社のソリューションを組み込んだレーシングカートの展示も行われており、実際に走行することはないが、モータの回転制御の様子や3D表示を組み合わせたインスツルメントパネルなどを総合的に見ることも可能となっている。

参考出展の「S6J3200シリーズ」を用いた3D描画デモ。S6J3200シリーズでの3D描画は従来より可能であるので、何が参考出展か、という点を確認したところ、3Dのモデリングデータ含めて、Cypressとしてソリューションとして提示するという点が、それに当たる、との回答であった

レーシングカートに諸々の自社ソリューションを組み合わせたデモ。アクリルケースに入っているタイヤ部分は実際に回転制御されている



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