年始の仕事にむけ、2016年の手帳を用意するにもギリギリの時期。なかには「どの手帳にするかまだ迷っている!」という人もいるのではないだろうか。今回紹介するのは、日本能率協会マネジメントセンターが展開している手帳シリーズ「NOLTY」。NPB事業本部 販売促進部 主任の村沢絵美さんに、全147種類のなかから、ビジネスパーソンが仕事で活用しやすい手帳を3つセレクトしてもらった。

「NOLTY」おすすめの3選

一番人気! CMモデルの週間レフト型

■NOLTY Pocket Casual 1(1,060円+税)
手帳タイプ:月間カレンダー+週間レフト
サイズ・ページ:153×90mm、208ページ
カラー:ブラック、ネイビー、ターコイズブルー、オレンジ

「NOLTY Pocket Casual 1」

初心者におすすめの「NOLTY Pocket Casual 1」は、月間カレンダー+週間レフト型。CMで使用する同商品は、「NOLTY」シリーズの中でも最も人気。「どれを選んだらいいかわからない、という人にはとりあえずこれです!」と村沢さん。スケジュールとメモのスペースが半々のレイアウトとなっている週間レフト型は、タスク管理や予定の列挙など、シンプルに使用できるところが魅力。時間管理に特化していないぶん、自由が利くので手帳初心者にも使いこなしやすいのが特徴だ。

週間レフトページの記入例

カバーの人気色はネイビー。ターコイズブルーなどの明るい色は若い男性に好まれている。ちなみにCMで使用しているモデルはブラックとなっている。サイズは、スマートフォンサイズなので、荷物をまとめる際にも便利。手のひらに収まり、ポケットに入れて持ち運ぶなど身軽に動けるので、仕事で移動の多い人にも嬉しい大きさだ。

男性にも人気のB6サイズ

■NOLTY Carell B6 Vertical (1,680円+税)
手帳タイプ:月間カレンダー+週間バーチカル
サイズ・ページ:188×133mm、240 ページ
カラー:ブラック、インディゴブルー

「NOLTY Carell B6 Vertical」

2つ目に紹介するのは、「NOLTY Carell B6 Vertical」。余白部分に仕事のタスクやアイデア、その週の目標など、周辺情報を書き込むことで予定と合わせて一元管理しやすい。

「NOLTY」シリーズのなかでも最近人気が高いのが、こちらのB6サイズ。小さな文字で書き込むのが苦手という方でも、ストレスなく書き込めることから男性にも好まれているそうだ。村沢さんも「最近では、男性でも手帳は大きめなものを選んで、周辺情報を書き込む人が増えているんですよ」と語る。

使用例

視覚的に時間を把握できるため、自分の空き時間を確保もしやすいのが特徴で、営業職など、複数の予定が入りがちな職種の方に使いやすいタイプとなっている。

ゆったり書き込める1頁1日タイプ

■NOLTY U 365(2,780円+税)
手帳タイプ:月間カレンダー+1頁1日
サイズ・ページ:188×118mm、416 ページ
カラー:ロイヤルネイビー、イージアングリーン、フィエスタローズ

「NOLTY U 365」

最後に紹介する「NOLTY U 365」は、たっぷり書き込める1頁1日のタイプ。手帳の小口(断面)の部分は、シルバーの色でコーティングされており、汚れ防止になるだけでなく見た目のアクセントにも華やかだ。

1頁1日タイプの手帳は増えているが、こちらは上下に切り替えがあるのが特徴で、上部にスケジュール、下部にメモと区切られている。罫線に目盛りをつけた「スケジュールライン」で見やすいスケジューリングができる「NOLTY」発の新たな手帳レイアウトだ。

記入例

さらに、ページの下部には曜日の頭文字が表記された「ウィークバー」。1週間の中で曜日の位置を視覚的に把握しやすいデザインとなっている。たとえば見開きで月曜日と火曜日のページを見ると、該当する曜日に色がついている。

カレンダーを眺めながら1年の仕事やプライベートのことを書き込める「Yearly Plan」

手帳のあちこちにはNOLTY U シリーズの象徴「バードサイン」

計画を立てるページでは鳥が羽ばたく姿、大切なことを書くページでは巣の中の卵……など、ページの用途にあったイラストがさりげなくちりばめられている

村沢さんによると、「スマートフォンの普及によって、男性でデジタルツールと手帳を併用される方も多いんです」とのこと。ゆったりと書き込める「NOLTY U 365」であれば、ノートのように活用したり会社に置きっぱなしにしたりと、デジタルツールとの併用もできるだろう。

まとめ

もともと1949年に「能率手帳」として生まれ、2013年にリブランディングを図った「NOLTY」。これまでにないスタイリッシュな新シリーズを発表するほか、イメージキャラクターとして岡田准一さんを起用し、若年層のユーザーが増加したという。また、同社が行う調査によれば、最近の若手男性の傾向として、手書きに対する意識が高まっている。今回紹介した手帳は、手書きに憧れを持つ若手男性にぴったりの商品となっているので、これから購入する方は是非参考にしてみてはいかがだろうか。