1日に届くメールが100通を超えることはザラだ。メディア関係の仕事をしていると、新製品ラッシュの季節は1日数百通に達する日も珍しくなく、そうなるとメールのすみずみに目を通すことはもはや不可能、重要かそうでないかを見分けるほうが先決になる。送信者や件名から判断して、重要なメールをまとめて読むというわけだ。
iOSの『メール』にはフラグ機能があり、重要かどうかなどを見分けるときの目印として利用できるが、『メール』を開き確認しなければならない。複数のメールに設定した場合、「フラグ付き」メールボックスでまとめて読めるので便利だが、自分の意思で『メール』を起動することに変わりはない。メールにフラグを付けたことを忘れてしまえばそれまでだ。
特に重要度の高いメールは、その存在をあとで知らせるよう『リマインダー』に登録したほうがいい。そうすれば、特定の時刻に通知することもできるし、位置情報にもとづき現在地を出発するときや帰宅したときのタイミングで知らせることもできる。
リマインダーにメールを登録するには、Siriを使うといい。手順はかんたん、登録したいメールを開いている状態でSiriを起動し、「このメールを覚えて」と話しかければOKだ。すると、そのメールの件名をタイトルとしてリマインダーが作成され、右端にメールを開くためのリンクが用意される。メールの返信するなどのアクションをすぐに開始できることがポイントだ。
なお、同じ方法でWEBページをリマインダーとして登録できるが、共有ボタン経由で作業したほうが指定日時や指定場所での通知をあわせて登録できるので便利だ。Siriに頼むのは、手が塞がっているときでじゅうぶんだろう。
操作手順をカンタン解説
(提供:iPad iPhone Wire) |