2016年の手帳、最後のかけこみで何にしようか迷っている人に今回紹介するのがモレスキン。「伝説的ノートブック」というキャッチコピーで、支持を得ている同ブランドはノートが有名で、その高級感ある見た目にあこがれている人も多いだろう。ゴッホやピカソ、ヘミングウェイなども使っていたというイタリア生まれのこのノートは、頑丈かつシンプル。とにかく書きたい、たくさん描きたい人に向いているが、スケジュール帳はどうだろうか。輸入代理店のエムディーエス販促企画部、竹浪有佳里さんに伺った。

「モレスキンダイアリー」コレクション

基本はここから。モレスキンのマンスリー

撥水加工を施したカバーの中身はシンプルなノート。角が丸い長方形にゴムバンドとしおりひも、巻末についた拡張ポケット。これがモレスキンの基本構造だ。製本式に綴じてあるため、バラけてしまうことがない。シンプルだけれどモレスキンとすぐわかる、そんなデザインにあこがれている人も多い。スケジュール帳として発売されているのが「モレスキンダイアリー」コレクションだ。

「モレスキンダイアリーの基本であり人気ナンバーワン、初めての方にもオススメなのが『12ヶ月 マンスリーダイアリー』です。エクストララージ、ラージ、ポケットの3タイプ。ソフトカバーとなっています」(竹浪さん)

『12ヶ月 マンスリーダイアリー』。左から、エクストララージ(税込3,434円)、ラージ(税込2,894円)、ポケット(税込1,922円)の3サイズ

ノートのようにラフに使うことができる

1カ月のカレンダーを見開き2ページで表示。さらにもう1ページめくると次の月……ではなく、フリーの横罫ページが2ページ。その月についての具体的なメモやアイデアなどをすぐに加えることができる。カレンダーとメモが見開きごとに交互に配置されているのが、モレスキンのマンスリーダイアリーの特徴だ。

薄いのに使いやすいバーチカルタイプ

通常の「12ヶ月 ウィークリーダイアリー」(左ページに1週間、右ページに横罫のフリースペース)も人気商品だが、別のタイプのウィークリーも2014年より発売されている。「12ヶ月 スリムパノラマダイアリー」だ。

12ヶ月ウィークリースリムパノラマダイアリー(ハードカバー。ブラックとスカーレットレッドの2色。税込3,542円)

小さいけれどモレスキンの基本が詰まっている

ダイアリーを横向きにし、縦に開いて使うこのウィークリー。8×15cmというスリムサイズで、ウィークリーなのに軽くて薄い。手帳はなるべく小さくしたいという人にオススメだ。女性の小さなバッグや、スーツの内ポケットにもスッと入る。見開きで2カ月分のマンスリーもあるので、月ごとの予定確認もしやすい。