「Card Sleeve」というiOSアプリをご存知だろうか? アナログなカードをスマホアプリでデータベース化するアプリだ。データを写真とメモで保存するという点は「Evernote」系のノートアプリ類に似ているかもしれない。しかし、「Card Sleeve」はインタフェースやビュー画面がカード類の管理に特化している点が特徴だ。ここでは、どういった機能があるのか、またどういった使い方ができるのかを紹介していきたい。

カードデータベース作成アプリ「Card Sleeve」

アナログなカードをデジタル化してまとめるアプリ

「Card Sleeve」の機能はいたってシンプル。診察券やトレカ、名刺など様々なカードをカメラで撮影するか、もしくは写真・アルバムアプリから写真を選択して取り込み、カード名とメモを入力して保存するだけだ。カードデータはタグで管理することができ、検索画面ではタグとキーワードでカード検索が可能。

「No Image」をタップすると、写真を撮影するかすでに撮影した写真を使うか聞かれる

写真を挿入した後はカード名とメモを記入

タグを選択すればデータ作成は完了

ただし、「Card Sleeve」がノートアプリと違う点は、カードの表面と裏面の写真と両面の写真のメモをひとつのカードデータとして保存できること。診察券のように表面に診察券番号、裏面に診察日と、両面に必要な情報が記載されている場合でもひとつのデータとしてまとめることができる。

また、全カードのビュー画面はデフォルトでは1列にカードが重なるホルダー風の画面だが、画面左上のビュー切り替えアイコンをタップすることで2列表示、4列表示に切り替えが可能。見たいカードをタップすればカードの表面の画面が表示され、反転ボタンで裏面が表示される。

データ入力画面にはカード裏面についての項目も用意されている

カードは左下の反転ボタンをタップすれば裏面を見ることができる

全カードのビュー画面。1列、2列、4列の中から選ぶことができる