説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『検索エンジンを変えていいことあるの?』という質問に答えます。

***

iOSに標準装備されているブラウザアプリ「Safari」は、検索エンジンを4種類のなかから選択できます。初期設定ではGoogleが設定されていますが、Yahoo(Yahoo! JAPAN)とBing、DuckDuckGoに変更することも可能です。変更する場合は、「設定」アプリから「Safari」画面を開き、「検索エンジン」をタップします。

検索エンジンを変更するメリットですが、そのものズバリ「その検索エンジンならではの機能・サービス」を利用できることにあります。Googleの場合、高速性や網羅性の高さもさることながら、数式を入力すれば電卓代わりに、2つの駅名を入力すれば乗換案内に、と多様なサービスを利用できることもメリットです。

Yahoo! はGoogleの検索エンジンを採用しており、高速性や網羅性といった基本性能自体は大きく変わりません。ですが、ヤフオク! やリアルタイム検索(TwitterなどSNSを検索対象にできる)などの独自機能が用意されており、日本人ユーザにとって扱いやすい工夫が多数見られます。

Microsoftが運営するBingは、Facebookとの提携によりソーシャル検索に力を入れるなど、見るべきところの多い検索エンジンです。しかし、米国市場に特化しているようで、そのサービスの多くは日本では利用できません。パソコンで使い慣れているなどの理由がないかぎり、iPhoneでは積極的に利用する動機に乏しいというのが現状です。

DuckDuckGoは、プライバシー保護と利用者の追跡を行わないことをポリシーに掲げる検索エンジンです。他の検索エンジンは、検索のキーワードを広告表示に活用するなどプライバシーに関して気になる部分がありますが、DuckDuckGoならば比較的安心です。ただし、日本国内のページがあまりヒットしないなど網羅性で見劣りすることが難点です。

iOS 9の「Safari」では、検索エンジンを4つの候補のなかから選択できます