【レポート】

「CP+2016」は新しい試みが盛り沢山 - パシフィコ横浜を飛び出た新会場も

カメラ映像機器工業会(以下、CIPA)は12月15日、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)2016」の開催概要を発表した。2016年2月25日から28日まで、パシフィコ横浜と大さん橋ホールにて開催する。入場料は税込1,500円だが、Web事前登録で無料となる。

前回の「CP+2015」では、67,617人の動員を記録。39機種の世界初発表製品(ワールドプレミア)が日本から世界へ発信されたとのこと。CP+2016ではすでに出展社数133社・団体、出展小間数1,073小間が登録されており(2015年12月15日時点)、来場者数は70,000人を目指す。

CP+2016とフォト・ヨコハマ2016のキービジュアル

CIPA 代表理事会長 笹宏行氏(左)と横浜市長 林文子氏(右)

大さん橋ホールも会場に

CP+が横浜に会場を移して7年目となるが、CP+2016で初めて大さん橋ホールも会場とする。大さん橋ホールでは、初の試みとなる「PHOTO HARBOUR(フォトハーバー)」を実施。PHOTO HARBOURは写真作品を創り、展示する楽しみをより広く発信し共有するためのギャラリー&コミュニティスペースだ。参加型の写真展示イベント「御苗場」、フォトブックを展示・販売できる「PHOTO! FUN! ZINE!」のブースを設ける。会期中は両会場を結ぶシャトルバスを15分ごとに運行する予定だ。

パシフィコ横浜の会場では、日本を代表するカメラ・写真専門誌の編集者が審査するフォトアワード「The Editor's Photo Award ZOOMS JAPAN」の受賞作品2点と、フランス・パリで行われる「Salon de la Photo」主催の写真コンテスト「LES ZOOM」のグランプリ受賞作品2点を合同で展示する「ZOOMS 合同写真展」を開催。日仏の受賞作家と選者によるギャラリートークも実施される。

大さん橋ホールも会場になる

日仏合同の写真展を開催

2016年2月26日~28日の3日間には、全国の中古カメラ店が展示即売する「中古カメラフェア」を開催する。フォトアクセサリーアウトレットは恒例となりつつあるが、中古カメラを販売するのはこれが初めて。参加するのは中古カメラ・レンズ検索サイト「CAMERA fan(カメラファン)」の会員になっているカメラ店。来場者の満足度を高め、中古カメラの魅力を伝えるのがねらいだ。

そのほか、来場者の投票によって決める「CP+2016 ワールドプレミアアワード」も初めて開催。来場者がそれぞれお気に入りのワールドプレミア製品に投票し、その結果を最終日に集計。カテゴリごとでもっとも人気の高かった製品を表彰する。

全国からカメラ店が集結する中古カメラフェア

来場者が投票するワールドプレミアアワード

国立天文台の全面協力で実現した特別企画も

ゲストスピーチでは飯沢耕太郎氏を迎える

CP+2016の来場者目標は前回と同じ7万人

発表会に登壇したCIPA 代表理事会長である笹宏行氏は、「写真の楽しさをこれまで以上に幅広く伝えていきたい」と語る。大さん橋ホールでのPHOTO HARBOURや中古カメラフェアといった初の試みも、そうした意図あってのことといえる。また、CIPA CP+実行委員会 実行委員長 江田尚之氏は、CP+2016の概要を説明しながら多彩な企画を用意していることに触れ、「写真の新たな魅力を感じてほしい」と述べた。

フォト・ヨコハマ2016

発表会には横浜市長 林文子氏も登壇し、「フォト・ヨコハマ2016」の開催概要についても紹介した。フォト・ヨコハマ2016とは、2016年1月から3月にかけて、神奈川県横浜市内の各地で開催される写真映像関連のイベントの総称だ。具体的には。CP+2016のパシフィコ横浜や大さん橋ホール、横浜美術館、みなとみらいギャラリー、象の鼻テラス、ブリリアショートショートシアターといった会場で写真映像にまつわるイベントを行う。

林氏は「横浜は商業写真発祥の地であり、フォトジェニックな街。そんな写真と縁が深い横浜の魅力を、多くの人に知ってもらいたい。これからもCP+に全面的に協力していき、世界へ技術と文化を発信していく一助となれれば」と結んだ。

前回のフォト・ヨコハマ2015では総来場者465,000人を記録

今回は周遊してもらうためにスタンプラリーを実施する

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