世界エイズデーの12月1日、アップルはApple Store銀座、心斎橋、名古屋、福岡の4店舗でAppleロゴのカラーを"レッド"に変更した。同日アップルが販売するすべての製品、アクセサリの売上金額の一部が、世界エイズ・結核・マラリア対策基金へ寄付することがアナウンスされている。

Apple Store銀座の外観。屋上に設置してあるロゴも赤く染まっていた

これは、例年ワールドワイドに実施されており、日本では、実店舗、オンラインストアともに、アップルが販売するすべての製品およびアクセサリの売上金額の一部が世界エイズ・結核・マラリア対策基金に寄付される。また、銀座、心斎橋、名古屋、福岡の4店舗では、この日のみ店頭に設置されたAppleロゴのカラーがレッドに変更されている。

iPad/iPhone向けのアクセサリ各種

ケースは装着して試すことができる

iPod nanoとiPod shuffle

Beats製品も(PRODUCT)REDラインを揃える

筆者もiPhone 6s Plusと(PRODUCT)REDのレザーケースを購入

スタッフのユニフォームも赤を基調としていたが、これはホリデーシーズンにあわせたものらしい

アップルは、エイズと戦い、エイズの無い世代を作り出すための活動を続ける(RED)の活動を以前よりサポートしている。(PRODUCT)REDを運営する(RED)は、ロックバンドU2のボーカリスト・ボノと、 国際NGOであるDATAのボビー・シュライバーが発起人となり、2006年1月26日、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで提唱された。

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(RED)には、アップルをはじめ、ファッション系から金融系まで様々な企業がパートナーとして参加しており、(PRODUCT)REDという共通のブランドの商品の開発・販売にあたっている。活動を通じて得た収益の一部は「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)」に寄付され、募られた基金は、エイズによって最も深刻な影響を受けている人々に教育や診療を提供するために使われる。(RED)に参加した企業からは、これまでに総額3億2,000万ドル以上、アップル単独でも1億ドル以上の資金が生み出されている。

アップルのWebサイトにも特設ページが

また、App Storeでは、ゲームデベロッパーであるフィンランドのSupercellと協力して「(RED)パック」を提供している。対象となるのは、「クラッシュ・オブ・クラン」「ブーム・ビーチ」「ヘイ・デイ」の3タイトルで、App内課金として購入できる。こちらは売上金額の中から収益分すべてが前述の「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付される。名パックには、ゲーム内で(RED)への支援を表明できる期間限定のデコレーションアイテムも含まれている。これらのパックは、12月5日午前1時(日本時間)まで購入できる。

App Storeにも、フィンランドのSupercellとの協力で特設ページを開設