友達から恋人になった彼がLINEで自分以外の女性と親密なやりとりをしていることを知ってしまった、ミオさん(仮名・24歳女性)からのご相談です。

【相談】

私は今、2年くらい親友のように思っていた人と恋人になり3カ月ほどたちました。この間、軽い気持ちで携帯を見たら、彼がたくさんの女性と私にとって嫌なやりとりをしていることを知ってしまいました(後輩に「連れ込んじゃうぞー(笑)」とか、男友達しか来ないと言っていたグループに女の子がいたり)。

そのことがショックで彼に普通に接することができなくなりましたが、会ったときに、こう伝えました。「LINEを見たことで不安になり、変な態度をとった。不快な思いをしたと思う。すべて自分勝手だった。もうこんなことしない、信じて、そばにいたい」と。

そしたら、彼は

・携帯を見られたことはなんとも思っていない
・でも、君が嫌な思いを俺にさせたかもしれないと思ったことがつらい
・そんなふうに思わせているのは申し訳ない
・俺に影響されないでほしい
・君にはつき合う前からの目標もあるのだから、俺のことで不安になってほしくない
・大事な人だから、どうしたらいいかわからない
・今言ってくれたことをどう返したらいいのか、今はわからない

冷静になって、確かに自分は彼のことばかり考えて、行動の中心に彼を置いていたと気づきました。この話をしてから、まだ次会う日などは決めていませんがこのまま自然消滅や「もう無理だ」と言われるかとびくびくです。この場合、どうしたらいいのでしょうか?

お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。これからもさくらさんのイチ読者として応援しています。お仕事頑張ってください(^^)

【回答】

ミオさん、この彼との関係継続は見直したほうがいいとわたしは思います。彼のミオさんに対する言動に、不誠実で浮気症な一面がはっきりと現れているからです。

■自分本位でしか物事を考えられない

他人の携帯を断りなく見ることは、確かにマナー違反です。ミオさんは「軽い気持ちで」とお書きになられていましたが、関係が円満であれば「軽い気持ちで」も見ようとは思わないのが普通です。直感やご自身の中に気持ちの不具合が生じていたなど、何かしらの背景があって、彼の携帯に手を伸ばしてしまったのではないでしょうか。

ですが彼のコメントは、「携帯を見られたことは何とも思っていない」。これは自分本位な言葉であって、ミオさんの気持ちを気遣っていません。「見られたことは何とも思っていない」という言葉は彼自身の感情を述べただけ。本来は「携帯を見るまで不安にさせて申し訳なかった」と、ミオさんに謝罪するのが筋です。

■自ら結論は出さないずるさを持っている

・君が嫌な思いを俺にさせたかもしれないと思ったことがつらい
・そんなふうに思わせてるのは申し訳ない
・俺に影響されないでほしい
・君にはつき合う前からの目標もあるのだから、俺のことで不安になってほしくない
・大事な人だから、どうしたらいいかわからない
・今言ってくれたことをどう返したらいいのか、今はわからない

これが彼から言われた言葉ですよね。これらの言葉を要約した以下が彼の本心です。

「悪いけど今回のことで自分から今後に関する結論を出すつもりはない。そして、自分に頼ることはやめてほしい」

彼は「俺に影響されないでほしい」と言ったそうですが、影響を与え合わない恋人同士など皆無です。「影響されないでほしい」という曖昧な表現を使ってはいますが、「お互いのことで一喜一憂するほど関係を深めたくない」という本音の現れなのです。

彼が自ら結論を出すことを避けているのは、上記コメントを客観視すれば明らかです。「自分は携帯でほかの女性とこんなやり取りをしていることを知られてしまったけど、あなたはどうしたい?」と、ミオさんに結論を委ねているのです。

結論を出さないのは、ミオさんと別れたとしてもほかに候補がいる可能性が高いからです。大切な恋人を傷つけてしまったなら、20歳を過ぎたいい大人が「どうしたらいいのか今はわからない」では済まされないでしょう。あらゆる手を尽くして信頼を回復させたいと思うのが愛情でもあります。その愛情がないということは、ほかに候補がいるからこそできることです。

■肝心な言葉を一つも述べていない

ミオさんは彼のことが大好きなので見落としてしまっていますが、肝心な言葉が抜けていることに気づいてください。それが以下です。

「ミオさんを不安にさせるようなやり取りは今後、二度としない」

この言葉がなかったということは、彼は今回のようなやり取りをやめるつもりはない、ということです。しかも、メールのやり取りだけで済んでいる確証はありません。メールでそこまで深いやり取りができるということは、実際に会ったときもそれなりのスキンシップを図っている可能性も高いのです。

以上が今回の回答になりますが、もしまた何かありましたらいつでも連絡をください。ミオさん、少しだけでいいので彼を客観視する訓練をしてみてくださいね。

※写真と本文は関係ありません

著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。2,000人以上の人物取材の経験で磨かれた、鋭い洞察力が武器。著書は『恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80』(講談社)。無料のメール恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い。相談を休止中の場合もあるので詳細はブログまで。恋愛コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『ばらいろダンディ』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌にも多数出演。