第4世代の「Surface Pro 4」

2013年2月から3回のリニューアルを重ね、2015年11月12日に第4世代となるMicrosoftの「Surface Pro 4」が発売された。今回のラインナップは6モデルだが、ここではミドルレンジに位置するIntel Core i5モデルのレビューをお送りする。

Surface Pro 4本体と付属のSurfaceペン、別売りのSurface Pro 4タイプカバー

まずは一般向けSurface Pro 4のラインナップを整理しておこう。CPUとメモリ容量、ストレージ容量によって異なるモデルを用意しているのは従来どおり。なお、括弧内は税別参考価格である。

  • Intel Core m3、4GBメモリ、128GB SSD (124,800円)
  • Intel Core i5、4GBメモリ、128GB SSD (139,800円)
  • Intel Core i5、8GBメモリ、256GB SSD (179,800円)
  • Intel Core i7、8GBメモリ、256GB SSD (214,800円)
  • Intel Core i7、16GBメモリ、256GB SSD (239,800円)
  • Intel Core i7、16GBメモリ、512GB SSD (289,800円)

ただし、11月に発売したのはIntel Core i5モデルまで。Intel Core i7モデルは2015年12月の発売を予定している。本体に付属するのは、Surfaceペン、電源アダプタ、Office 365 Home & Business Premiumプロダクトキーなど。以前のシリーズと同じく、専用のSurface Pro 4タイプカバーは別売りだ(税別参考価格は16,400円)。

Surface Pro 4の構成物を並べた状態。クイックスタートガイドや保証に関するドキュメントも付属

今回は日本マイクロソフトから、Surface Pro 4法人モデル(Intel Core i5、8GBメモリ、256GB SSD)にOffice 365 Soloをインストールしたモデルを借用した。一般向けと法人向けモデルの差は、Officeがプリインストールされるかされないかのみ。Surface Pro 4本体に相違点はない。