沖電気工業(OKI)が主催する「OKI PREMIUM FAIR 2015」が11月19日、20日の2日間で開催された。本イベントは、OKIグループ各社が出展する、プライベートフェアである。

今年のプレミアムフェアのテーマは「つなぐ未来、創る今。」。このテーマのもと、「次世代の社会インフラ」「オムニチャネル&システム」「ワークスタイル変革」の3つのエリアで、各種ソリューションが展開された。

今回は「ワークスタイル変革」ゾーンの展示の様子をお届けする。

各種ソリューションを連携させて、業務を効率化

OKIでは、内線電話やカラー複合機といったオフィスの機器を統合し、情報を共有するソリューションの開発が進められている。

例えば、顧客からFAXで注文が入った場合、従来は複合機から用紙を取りに行かないと内容を確認することができなかったが、OKIのソリューションでは、FAXされた情報が自動的にPDF変換され、外出先の担当者のスマートフォンから確認できるような仕組みとなっている。また、入電があった場合は、入電内容がテキスト変換され、担当者へ送信される技術も開発中だ。

さらに、担当者は出先から社内の複合機に出力指示を出すことも可能。これにより、顧客による注文から内容確認、ドキュメントの出力といった一連の流れを、すべて社外から対応できることになる。

OKIの考える業務効率化イメージ

新しいオフィスのカタチ

OKIグループの沖ウィンテックは、従来オフィス移転時の電話工事を請け負ってきたが、顧客からオフィスリニューアルなどの相談を受けるようになったことから、オフィスづくりやICT導入などをサポートするようになったという。

会場には、イトーキのフェイスアップテーブルが展示されていた。

マルチタッチ対応のディスプレイで、その場でデータを共有したり、パワーポイントなどの資料を作り上げることが可能

このフェイスアップテーブルとOKIの技術を連携すると、遠隔オフィスからでも資料をフェイスアップテーブルに送ることが可能となる。

遠隔オフィスの映像上で電話アイコンをタッチすると

画面越しに通話が可能

10年の実績を持つ、在宅勤務向けバーチャルオフィス

沖ワークウェルでは、長年障害者雇用をしており、在宅勤務における課題となる"コミュニケーションの難しさ"を解決するための環境を整えてきた。

同社が開発する「ワークウェルコミュニケータ」は、仮想の居室や複数の仮想会議室をつくり、システム上で行き来するような仕組みとなっている。プレゼンス表示により、メンバーがいまどこの部屋にいるのかを確認することができる。

「ワークウェルコミュニケータ」のプレゼンス表示

仮想会議室にメンバーを招集することによって、同じ会議室にいるメンバーのみ話ができるようになる。

このシステム以外にも、在宅勤務者は普段、オフィスのリアルタイム映像を流しながら仕事を行っているという。これは、在宅の環境は閉鎖的になりがちで、質問しにくくなるといったことを解消するためだ。同社では、「ワークウェルコミュニケータ」を10年間利用し続けているという。