【インタビュー】

マイクロソフトのCortana開発陣に聞く - 日本語ならではの苦労と展望、そしてCortanaの本質

1 『先週のプレゼンテーションファイルを出してくれ』

 
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Windows 10のCortana(コルタナさん)は、我々のパーソナルアシスタントとして、マルチプラットフォームの入り口に位置付けられる存在だ。以前から注目を集めてきたが、ここ日本では、Windows 10 November Updateが初のCortanaパブリックリリースとなる。だが、多くのユーザーはCortanaの存在に戸惑い、どのように活用すればいいか悩んでいることだろう。

そこで、Microsoft Windows&Devices Group Cortana担当パートナーグループプログラムマネージャーのMarcus Ash(マーカス・アッシュ)氏と、マイクロソフトデベロップメント(MSD)でCortanaを手がける日本の開発チームに、Cortanaの利便性や方向性、そして我々の生活がどのように変化するのか、お話をうかがった。

左から、日本マイクロソフト Windows本部 Windowsコンシューマーグループ プロダクトマネージャーの春日井良隆氏、マイクロソフトデベロップメント(MSD)の石坂直樹氏、米MicrosoftのMarcus Ash氏、MSDのヤマモトジン氏、MSDの藤原敬三氏

―― 本日はよろしくお願いします。まずはAsh氏のお仕事についてお聞かせください。

Microsoft Windows&Devices Group Cortana担当パートナーグループプログラムマネージャーのMarcus Ash氏

Ash氏「Redmond(レドモンド:Microsoftの本拠地)でCortana担当プロダクトチームを統括しています。ユーザーの声に耳を傾けたり、双方向的な要件を進めたりしながら、チーム内の開発スケジュールが円滑に進むように支援を行ってきました。

Cortanaの特徴を語る上で、簡単ながらも重要なのが『検索』機能です。PCは多くのコンテンツを格納していますが、Cortanaはユーザーが見つけたいものを簡単に探し出します。

例えば、以前のWindowsはファイル検索にファイル名などを使っていましたが、Cortanaの場合は自然言語を理解します。例えば『先週のプレゼンテーションファイルを出してくれ』と問い合わせれば、条件にマッチするPowerPointプレゼンテーションファイルを見つけることができます」

マイクロソフトデベロップメント Windows&Devices開発統括部プログラムマネージメントチーム プログラムマネージャーIIの藤原敬三氏

―― MSDは、日本語版Cortanaの開発に対してどのように取り組んでいるのでしょうか。

藤原氏「日本語の音声認識に関して不十分な箇所に対しては、ログを確認しながら改善を進めております。

Insider Preview版では不安定な部分もありましたが、現在は日付を指定して写真を検索するような機能も動作するようになりました。そのため、Cortanaが日々成長していくことが、ユーザーの皆さまにはご理解いただけると思います」

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インデックス

目次
(1) 『先週のプレゼンテーションファイルを出してくれ』
(2) 日本語版Cortanaの開発話
(3) もっとも開発が難しかった言語は?
(4) 先行するライバルとCortanaの違い
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