【レビュー】

2015年ボージョレ・ヌーヴォー、ソムリエが試飲!

11月19日0時、ボージョレ・ヌーヴォーが解禁された。ボージョレ・ヌーヴォーの帝王と呼ばれるジョルジュ・デュブッフ氏は「50年をこえる私のワイン造りの中でも記憶に残る最高のヴィンテージ」と2015年ヴィンテージについてコメントしているが、実際のお味は? 前編『ボージョレ・ヌーヴォー、帝王に「我がワイン人生最良」と言わしめた2015年』に続く今回は、ソムリエがヌーヴォー4種を試飲。味わいを詳細にご紹介する。

ソムリエがいよいよ試飲!

日をまたいで晴れて解禁となった本日、2015年のボージョレ・ヌーヴォーをテイスティング。「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2015」「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2015」に加え、「ジョルジュ デュブッフ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2015」(白)と「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー 2015」(ロゼ)も試飲した(いずれもサントリー)。

「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2015」

「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2015」

まずは「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2015」(2,460円)。濃厚なバイオレット。フレッシュブルーベリーやカシスのような香りを持つ。しっかりとしたタンニンはあるが、ビロードのようになめらかで、フレッシュな酸とのバランスがよい。一緒にいただくなら、BBQや濃厚なソースと絡めた肉料理が合う。

「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2015」

「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2015」

次は、3,000軒あるボージョレ地区の生産者の中からデュブッフ氏自らのセレクションでワインをアッサンブラージュ(ブレンド)した「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2015」(3,070円)。色合いは先ほどのヌーヴォーと同じく濃厚なバイオレット。香りは煮詰めたプルーンやスミレのよう。豊富なミネラルとシルキーなタンニン、ストラクチャーが強く、余韻はきわめて長い。合わせるなら、ジンギスカンやラムチョップなどの羊料理やボリューム感のあるステーキなどがよい。

「ジョルジュ デュブッフ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2015」

「ジョルジュ デュブッフ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2015」

「ジョルジュ デュブッフ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2015」(2,760円)は、ボージョレ地区の北に接するマコネー地区のシャルドネ100%。レモンイエローの色合いで、香りはパイナップルやマンゴー、ピーチに例えられる。シャープな酸があるがグレープフルーツの皮のような苦味があり、余韻が長い。ボディはかなりしっかりしている。ホタテや白身魚のムニエルなど、バターを使ったリッチな魚貝系の料理と一緒にどうぞ。

「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー 2015」

「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー 2015」

2006年に日本で初めて商品化されたヌーヴォーのロゼ「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー 2015」(2,460円)は、淡いサーモンピンク。フレッシュストロベリーやザクロのような香りで、さわやかな酸とミネラルが口の中に同時に飛び込んでくる。ボディは厚めだが重々しさはなく、塩味の焼鳥や中華料理の炒め物全般と相性がいい。

この週末にでも、ぜひ今年のヌーヴォーを味わってみてほしい。なお、2本買って1本はすぐに飲み、もう1本は少し寝かせて年末年始の集まりや、春まで待ってお花見シーズンに楽しんでみるのもオススメだ。

※価格はすべて参考価格(税別)

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