angelaの2015年第3弾となるニューシングルで、10月よりMBS・TBSほかにて放送開始となったTVアニメ『蒼穹のファフナー EXODUS』第2クールのオープニング主題歌「DEAD OR ALIVE」が本日11月11日にリリースされる。

「DEAD OR ALIVE」初回限定盤のジャケットイメージ

これまで『蒼穹のファフナー』関連の楽曲を歌い続けたangelaにとって、その集大成となる本作。カップリングには同作のエンディング主題歌「ホライズン」が収録されており、まさに『蒼穹のファフナー EXODUS』第2クールを象徴する1枚となっている。

そこで今回は、リリースにあたり、angelaの2人に「DEAD OR ALIVE」および「ホライズン」の魅力や制作時のエピソード、さらに大きな話題を呼んだ第17話の特別エンディング曲「愛すること」について語ってもらった。

angelaが語る『蒼穹のファフナー EXODUS』第2クール オープニング主題歌「DEAD OR ALIVE」

――「蒼穹のファフナー」関連だと何曲目になりますか?

atsuko「22~24曲くらい? 20は軽く超えています」

――ファフナーと言えばangela、angelaと言えばファフナーという感じですね

atsuko「そう言っても、そろそろいいかなって思っています」

KATSU「めっちゃ言ってますけどね(笑)」

――オープニング主題歌の「DEAD OR ALIVE」はどういったコンセプトで制作を進めたのですか?

KATSU「間にTVスペシャルや劇場版の公開はありましたが、TVシリーズとしては『EXODUS』で11年ぶりにファフナーが帰ってきたということで、前作の『イグジスト』は、みんなに"お帰り"と思ってほしいという気持ちが、主題歌を作る上での裏テーマとしてありました。今回の『DEAD OR ALIVE』の場合、イメージソングの『fly me to the sky』にはじまり、『Shangri-La』があり、そこから『RIGHT OF LEFT』があって、『HEAVEN AND EARTH』があって、『EXODUS』で終わってしまうファフナーの集大成を、ファンの皆さんに感じてもらいたかった。じゃあ、どうすれば集大成だということを感じてもらえるか? と考えた結果が"全部のせ"です」

――これまでの楽曲のイメージをすべて含めるという感じでしょうか?

KATSU「それも露骨にやってしまおうと(笑)。今までも、ちょっとしたギミックとして同じ音色を使ったりしているのですが、ギミックなんかじゃなく、ここのメロディーはそのまま『Shangri-La』みたいな感じで、いわば"ベスト盤"みたいな曲にできたらいいなと思って作りました。angelaとしては元々そういう意図だったんですけど、オープニングの映像と合わさって、この曲がアニソンに変わった瞬間、監督たちも映像の中に、翔子でありカノンであり僚でありと、総決算のようにキャラクターを出してくれている。これを観たときに、やっと集大成ができた、完成したと思いました」

atsuko「これは打ち合わせしたわけではないんですよ」

KATSU「Twitterで僕が『DEAD OR ALIVEは集大成だよ』ってぽろっと呟いたら、監督からすぐに『KATSU君、絵コンテ見た?』みたいなメールが来まして。僕たちが作った曲をもとに監督が絵コンテを切るわけですから、絵コンテなんて見ているわけがないじゃないですか。だから、監督は一体何を言っているんだろうと思っていたら、実は今回、XEBECがやりたかったのも集大成で、全員出すという映像を作りたかったんだと聞いて、ちょっとゾゾゾっと来るものがありました」

――さらに、『Shangri-La』のときの映像を思い起こさせるものがありますよね

atsuko「『Shangri-La』のときは静止していた絵が動いているんですよ! それも含めて、私たちが"歌"でやりたかったことと、監督をはじめXEBECさんが"映像"でやりたかったことが、何の打ち合わせもなしに、まったく同じ気持ち、同じ方向を向いていて、それがぶつかったのをテレビで観て、感動を覚えました」