「Concept LABI TOKYO」は、地下1階、地上10階の11フロア構成で、売り場面積は合計約2,000坪。各フロアそれぞれのコンセプトを「Stage」として表現している。

地下1階段 : 爆買いも安心?

まずは、地下1階の「Japanese Gift Stage」。訪日外国人や海外出張者向けのお土産品を集めた。腕時計、薬品、生活用品、キャラクターグッズ、模造刀、はさみ・包丁のほか、鉄瓶(てつびん)や暖簾(のれん)など、外国人に人気のグッズが並ぶ。

【左】サンリオやドラえもんなど海外で人気のキャラクターグッズを揃える。【右】模造刀や鎧兜のミニチュアなど土産品の定番のほか、ランドセルも取り扱う

地上1階 : アップル一色

店舗の顔というべき地上1階は「Apple Future Stage」。iPhoneをはじめ、Apple Watchやパソコン、周辺機器、アクセサリーなど、ワンフロアすべてがアップル製品で埋め尽くされている。

1階はすべてアップル関連が占める。壁面いっぱいにケースなどのアクセサリーも陳列

地上2階 : スマホやモバイル関連、大集合

2階の「New Mobile Stage」は、キャリアごとにブースを分けた携帯電話・ブロードバンド通信カウンターを設置。注目すべきは、携帯電話(3キャリア)のブースがすべて対面販売となっていることだ。ヤマダ電機では、「国内では対面での携帯電話販売は珍しいのではないか」としている。

【左】カウンター内にスタッフを配置して対面で携帯電話を販売。【右】ウエアラブル端末も2階で取り扱う

ヤマダオリジナルSIMカードのコーナーも大きくとっている

地上3階 : ソニーとパナソニックが分け合う、まるでショールーム

目玉の一つが3階「Sony & Panasonic Presentation Stage」。ソニーとパナソニックの2社でフロアを分け合い、それぞれが提案するデジタルワールドのすべてが分かる仕組みだ。

従来店舗はカテゴリーごとに売り場やフロアが分かれるが、単一メーカー製品で統一されたフロアは、機器連携によってできることが分かりやすく表現されている。ユーザーが計画的にデジタルライフを充実させていく上で、大いに参考となるだろう。

ソニーは4Kテレビ、デジタルカメラ、4Kアクションカム、ハイレゾなどで「ソニーワールド」を提案している

パナソニックも4Kテレビやデジタルカメラを展示しているが、ホームセキュリティーの提案を行っているのが同社ならでは