【レビュー】

キヤノン「PowerShot G5 X」実写レビュー - しっかり構えて撮れるEVF内蔵の高級コンパクト

1 携帯性とホールド性を両立

 
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キヤノンのプレミアムコンパクトカメラの新顔として「PowerShot G5 X」が登場した。見どころは、手のひらに隠れるくらいの小型ボディに光学4.2倍ズームを搭載しつつ、同シリーズでは初めてEVF(電子ビューファインダー)を内蔵したこと。これまでとは少し雰囲気が異なる外観デザインにも注目だ。その実写レビューをお伝えしよう。

キヤノン「PowerShot G5 X」。キヤノンオンラインショップ価格は税別91,800円(10月26日時点)

携帯性とホールド性を両立した小型軽量ボディ

キヤノン「PowerShot G」シリーズは写真にこだわる愛好家層を主なターゲットにし、ワンランク上の画質と機能、デザインを取り入れたコンパクトカメラだ。最近では、薄型ボディにチルト液晶を備えた光学4.2倍ズーム機「PowerShot G7 X」(2014年10月発売)や、600mm相当の超望遠を楽しめる光学25倍ズーム機「PowerShot G3 X」(2015年6月発売)などが好評を得ている。

今回登場した「PowerShot G5 X」は型番が示すとおり、G3 XとG7 Xの中間に位置するモデルだ。撮像素子はこれまで同様に1型・2,020万画素CMOSセンサーで、レンズにはG7 Xと同じく24~100mm相当の光学4.2倍ズームを採用。その上で、EVFやバリアングル液晶を搭載したことがG5 Xの個性となっている。

EVFやホットシューを搭載したレンズ一体型カメラとしては比較的コンパクトなボディ。前面には小さなグリップや電子ダイヤルを備えている

ボディは、左右のバランスが取れた端正なカメラスタイルだ。同社のEVF搭載機といえば、最近では「PowerShot SX60 HS」のように曲面を多用したデザインのものが多かったが、G5 Xでは直線的なシルエットラインを取り入れている。そのシャープな形状は、キヤノン製品としては新鮮な印象を受ける。

シャッターボタンや各種ダイヤルの付け根に配した赤いライン、表面にレザートーン塗装を施したフルブラックの仕上げ、リングやダイヤルの操作部に刻んだ綾目のローレット処理などは、これまでのPowerShot Gシリーズから継承したもの。手にしたときの質感は上々で、各部の作りもしっかりとしている。

ボディのサイズは幅112.4×高さ76.4×奥行き44.2mmで、バッテリーとメモリーカードを含めた質量は約377g。製品写真から受ける印象よりは小さくて軽い。EVFの出っ張りがあるため、胸ポケットに入れるのは厳しいが、気軽に持ち歩いても苦にならないサイズといっていい。

シャッターボタンや電子ダイヤルの付け根には、デザインのアクセントとして赤いラインを配置。手触りのいいローレット処理にも注目

電源ボタンを押すとレンズがせり出し、約1.28秒で撮影可能状態になる。レンズがせり出す長さは約28.5mm、テレ端までズームアップすると約38mmまで伸びる

24mm相当になるズームのワイド端で撮影。周辺部以外はシャープに解像している。絞り優先AE(F5.6 1/320秒) ISO125 WB:太陽光 焦点距離:8.8mm

100mm相当になるズームのテレ端で撮影。素材の質感をリアルに再現できた。絞り優先AE(F5.6 1/400秒) ISO125 WB:太陽光 焦点距離:36.8mm

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インデックス

目次
(1) 携帯性とホールド性を両立
(2) 有機ELファインダーとバリアングル液晶を装備
(3) EVFを覗きながらでも操作しやすいダイヤル
(4) 1型センサーならではの精細感と高感度
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