ヒビノインターサウンドは、iBasso Audioブランドのハイレゾ対応ポータブルプレーヤーなど未発表3製品を「オーディオ・ホームシアター展 2015(音展)」で初公開した。
ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「DX80」
「DX80」は、DSD 5.6MHzをネイティブ再生できるハイレゾ対応ポータブルプレーヤー。PCM音源の対応については明らかになっていないが、192bit/24bitは再生できるだろう、とのこと。DACチップにはシーラス・ロジック製の「CS4398」を採用している。
現行モデル「DX90j」の内蔵ストレージは8GBだが、DX80はストレージを内蔵せず、microUSBカードスロットを2基搭載。OSはAndroidをベースに開発したオリジナルOSを搭載する。インタフェースはmicroUSBポート、ライン出力、ヘッドホン出力などを装備する。
iBasso Audioの公式Facebookでは米国での価格を359ドルとアナウンスしているが、国内での販売価格は未定となっている。
USB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「D14」
D14は、USB DACを搭載したポータブルヘッドホンアンプ。DACチップにはESSテクノロジーの「ES9018K2M」を採用し、DSD 11.2MHzとPCM 384kHz/32bitのネイティブ再生に対応する。
アナログヘッドホンアンプ「P5」
P5は、出力660mW×2(32Ω、バッテリー使用時)のアナログポータブルアンプ。電源アダプタ駆動の場合は、1,000mW×2(32Ω)で出力できる。きょう体はネジ1本で開口し、内蔵のオペアンプとバッテリーを取り替えられる。周波数特性は16Hz~80kHz。
DX80、D14、P5は、10月24日・25日に開催する秋のヘッドフォン祭でも参考出品される。発売日はいずれも未定。