アップルが先ごろリリースした最新のMac OS、「OS X El Capitan」。今回のアップデートは、WWDC 15での発表前、安定性の向上が中心であり、びっくりするような新機能が搭載される可能性は低いとも言われていたが、フタを開けてみると、おお、と目を見張る機能がいくつもフィーチャーされていた。

OS X El Capitanのデスクトップ

パフォーマンスの面でもMacがよりキビキビと動くように改善されており、アプリケーションの起動で最大1.4倍、アプリケーションの切り替えで最大2倍、プレビューでPDFを開く際は最大4倍の高速化が図られている。iOSではすでに取りれられているグラフィックスAPI「Metal」もEl Capitanで組み込まれ、レンダリング性能が最大50%、レンダリング効率性は最大40%向上する。3Dゲームなどでのドローコールパフォーマンスも最大10倍向上し、リッチな映像を楽しめるという訳だ。