仕事が忙しく平日は家と会社の往復、週末は寝るだけ――そんな日々を過ごしているという人は、「ワークライフバランスなんて到底無理」と思っていないだろうか?

そんなことは決してない。仕事漬けの人でも自分の生活を大切にすることは可能だ。The Museが「超多忙でも簡単に自分をケアできる10の方法(原題:10 Easy Ways to Take Care of Yourself Even When You're Crazy Busy)」として、いくつかの方法を紹介している。

  • 食事中は画面から離れる

いくら忙しいからといっても、PCやスマートフォン、タブレットを使いながらの食事は良くない。デジタルデバイスの画面をずっと見ているとかえって生産性が悪くなる。

さらには、満足感が得られにくいので食べ過ぎてしまうという調査結果もあるようだ。15分、20分でも良いので、仕事とデジタルから離れよう。食事は簡単に始めることができるワークライフバランスなのだ。

なお、その食事内容だが、カロリーが高くて塩分多めの外食やコンビニ弁当よりも、たまには自分でお弁当を作ってみてはいかがだろうか? 前の晩の残りで簡単にできそうならぜひ弁当デーを設けよう。体が喜ぶかもしれない。

  • コーヒーをお茶にして脱水状態を避ける

コーヒーは美味しいし覚醒などの効果もある。しかし、1日に何杯も飲むと良い効果よりも悪い効果が出てしまう。

コーヒーは脱水(利尿)作用があるとも言われており、仕事を詰めて遂行している最中にちょっとした脱水状態になることもあるだろう。

そうなると、ストレスなどの形で精神にも悪い影響が出てしまう。仕事中はデスクにペットボトルを置くなどして、意識して水を飲むように心がけよう。

  • 途中で体を動かす

朝会社に着いてデスクに座ってから、気が付いたらずっと机の前に座りっぱなしだったということはないだろうか? 1時間たったら立つ、廊下を歩くなどして体を動かすようにしよう。

リストバンドやApple Watchなどのスマートウォッチで活動を記録すると、自分がどのくらい動いているのかがわかるし、モチベーションが上がる。スマホの歩数計でも良いだろう。

体を動かすことに合わせて、深呼吸をするとさらに効果は高まる。大きく息を吸って数秒かけて吐き出す、これを何回かやると脳に新鮮な血液が巡り、生産性がアップするだろう。

  • メモを残す

長時間働いている気がするが、何をやったのか記憶がない――実際に行ったことをメモに残すと充実感が増すかもしれない。

ストレスや不安が強いと感じるなら、日記のように気持ちを書き出してみると感情が整理されてくることだろう。

  • 趣味はありますか?

仕事に傾きすぎないために趣味を持とう。仕事以外の知り合いができる機会になるし、視野が広がるはずだ。

「週末は寝るだけ」を脱却し、週末が楽しみにつながれば、平日のモチベーションも上がることだろう。