watchOS 2では、前回ご紹介した「写真」「フォトアルバム」以外にもフェイスのカスタマイズ度が向上しています。今回はもっと実用的に情報端末として活用するための「コンプリケーション」の使い方をご紹介します。

「モジュラー」フェイスの使い方

Apple Watchでは様々なデザインの文字盤(フェイス)をカスタマイズして使うことができます(詳しくはこちらの記事で)。watchOS 2では、アプリ内の情報をフェイスに配置するためのパーツ=コンプリケーションの自由度が高くなりました。自分好みの組み合わせをいろいろと試して、便利な設定を見つけてください。

フェイスが表示された状態で感圧タッチ

横にスライドし「モジュラー」が表示されたら「カスタマイズ」をタップ

全体が緑の枠に囲まれた画面が表示されます。デジタルクラウンを回すと表示カラーを選択できます

スクロールバーを一番上まで回すと多色表示の「マルチカラー」に

横にスワイプして、個別のモジュールの設定画面に切り替えます

デジタルクラウンを回して、その枠に表示させる項目を選択できます

それぞれの枠をタップして、同様に項目を選択していきます

全ての内容が決定したらデジタルクラウンをクリック

もう一度デジタルクラウンをクリックして完了です

枠の大きさで使い分け

同じ項目を選択しても、枠の大小によって表示される内容が異なります。

天気予報を大きい枠と小さい枠で表示した場合。大きい枠ではより詳しい情報が表示されます

同様にスケジュールを表示した場合。小さい枠では次の予定の時刻のみ表示されます

サードパーティ製コンプリケーションを使う

OSのアップデートにより、Apple製のアプリ以外でもコンプリケーション機能に対応できるようになりました。これを利用すると、アプリやグランスを開かずにフェイス上ですぐに情報を確認することができます。対応アプリがApple Watchにインストールされていると、上記のコンプリケーション設定画面で選択項目として表示されます。

コンプリケーション対応アプリがインストールされていると、設定の選択項目に表示されます

タップするとアプリが起動します

使用しないコンプリケーションは、iPhoneの「Apple Watch」アプリ上で非表示にしておくと選択肢から外されます。

「Apple Watch」アプリを開き「コンプリケーション」をタップ

「-」をタップ→「削除」をタップすると、選択肢から非表示になります

逆に、選択肢に加えたいものは「+」をタップします

コンプリケーションに対応したアプリはまだ多くありませんが、今後種類が増えれば目的に合わせてフェイスの活用の幅が広がることが期待できます。

(提供:iPad iPhone Wire)