仕事に集中しているといつの間にかデスクの上には文房具が散乱! あのお気に入りのペンがない、ハサミがない、のりがない、と探しているうちに集中力が切れて仕事が停滞……なんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?

今日はデスクであなたの仕事をサポートしてくれるペンスタンドをご紹介します。

斜めに収納するから出し入れしやすいペンスタンド

斜め収納が特徴のカール事務器「ペンスタンド P-201」。スリムかつ省スペースですが、筆記具の収納場所が上から3つ、消しゴムやクリップなどの小物入れが一番下に1つあり、十分な収納力を持っています。

カール事務器「ペンスタンド P-201」

仕切りの板には縦置き時40度の傾斜角度がついており、取り出すことはもちろん収納もとてもしやすいです。一番上の段はよく使うもの、2段目は色つきのボールペンやマーカー、3段目はハサミやカッターなど筆記具以外のもの、などルールを決めて収納すると意識せずに筆記用具を取り出すことができます。

仕切りがあることで、使ったら戻す習慣も身に付けやすいですね。また、このペンスタンドは横に置いても使うことができますので、パソコンのキーボードの横やデスクの空きスペースに置いて使うことができます。

ちょっとひと息、リラックスできるペンスタンド

私は水を見たり、水の音を聞いたりしていると、とても気持ちが落ち着いてリラックスできます。海や川を眺めながら何もしない時間を過ごすことも好きですし、屋内だとプールやお風呂でも同じように安らかな気持ちになることができます。さて、そんな水のリラックス効果をデスクで感じることができるペンスタンドをご紹介します。

部屋とmidori「Pool」

プールの水をそのまま切り取ってきたようなデザインのペンスタンド。その名もズバリ「Pool」です。ブルーとグレー、クリアとグレーと2色のシンプルな色合いのPoolはオフィスにも溶け込むデザインです。

一つ一つ丁寧にハンドメイドで作られていて、水をイメージしているにもかかわらず、どこか素朴なぬくもりも感じることができる不思議なプロダクトです。ペンスタンドとして収納できる本数は多くはないですが、お気に入りの厳選されたペンやここぞというときに使う筆記具を立てておくのも良いですね。

上司に怒られたとき、ちょっと疲れたときなどには、このペンスタンドを眺める時間を作って落ち着くようにしてみてはいかがでしょうか?

あえて机の上に置かないことで机をスッキリ

最後は裏面に磁石が付いている「マグネットポケット ペンスタンド」です。このペンスタンドには強力な磁石が付いていますので、スチールの壁面やサイドワゴンの側面などにくっつけて使うことができます。

LIHIT LAB.「マグネットポケット ペンスタンド」

磁石は強力なネオジム磁石を採用。しっかりとくっついて大体300グラム程度までは耐えることができます。

ペンスタンドをあえて机の上に置かずに、サイドワゴンの側面などのスチール面にくっつけることで、机の上をいつでもキレイでオープンな場所にすることができます。私は出番があまり多くない油性マジックや定規、カッターなどを入れて第二のペンスタンドとして膝の横あたりにくっつけて使っています。いわば”二軍”の文房具を収納するのにもオススメです。引き出しを開け閉めして出すことがなくなりましたので業務の効率化にもつながりますね。

いかがでしょうか? ペンスタンドも探せばいろいろな種類があって面白いですね。どのペンスタンドにも言えることですが、ギチギチに入れ過ぎずに収納は7~8割程度にしてみましょう。詰め込み過ぎると使いたい文房具が探しにくいだけでなく、取り出しにくくもなりますので注意が必要です。

さて、今みなさんのデスクのペンスタンドはどんな状態でしょうか? 同じ色のボールペンや蛍光ペンがペンスタンドに入っていたりしませんか?? ご自身のワークスペースに合うペンスタンドを探しに文房具屋さんにでかけてみてください。

【今回紹介した文具】

カール事務器「ペンスタンドP-201
部屋とmidori「Pool
LIHIT LAB.「マグネットポケット ペンスタンド


たかたく
文房具の魅力を発信するウェブマガジン「毎日、文房具。」代表 兼 編集長/文房具・手帳アドバイザー。仕事では最先端のITを扱っていながら意外にもアナログ大好きで文房具・手帳が好き。日本の文房具の素晴らしさを日本中、世界中に伝えることをライフワークとしている。文房具アドバイザー・手帳アドバイザーを名乗り(自称)ぴったりな文房具や手帳を提案することができる。雑誌・新聞等の文房具特集への掲載多数。手帳はジブン手帳miniを愛用。