富士フイルムは9月30日、インスタントカメラ「チェキ」の新製品発表会を開催した。新モデルは「instax mini(インスタックス ミニ) 70」。撮ったその場でカードサイズのプリントが楽しめるチェキの魅力をより幅広い層にアピールする最新機種だ。会場には、そのイメージキャラクターを務める俳優の東出昌大さんも登場。instax mini 70で撮影した自身のオフショットを紹介しつつ、チェキの魅力を語った。

タッチ&トライで高性能を体験!

会場入り口には、instax mini 70のタッチ&トライコーナーが設置され、自由に触ることができた。さすがにフイルムは装填されていなかったものの、電源は入る状態になっており、背面ボタンの操作も可能。起動時にレンズが展開する様子や、撮影モードごとの鏡胴の動きも確認できた。

instax mini 70は、若い男性にも人気の出そうなブルー、イエロー、ホワイトの3色で展開。ブルーのみメタリックな質感

また、instax mini 70の新機能のひとつ「背景きれいフラッシュ」の体験コーナーも設置。周囲の明るさに応じて最適なシャッター速度とフラッシュ光量が自動設定され、従来、フラッシュ撮影時に暗くなりがちだった背景もしっかりと写せる高性能をリアルに体験できた。

【左】手に持ったときのサイズ感。【右】電源を入れてレンズが繰り出した状態

【左】背面カバーを開けた状態。【右】レンズの焦点距離は60mm。最短撮影距離は30cm。セルフィー撮影(自撮り)用のミラーに筆者のカメラが写り込んでいる

ハロウィンにちなんで設けられた、背景きれいフラッシュ体験コーナー

開発中の専用アクセサリーや、instax mini 70の使用シーンおよび世界観を提案する作例なども多く展示されていた。instax mini 70本体の価格はオープンで、推定市場価格は17,000円前後(税別)を想定。アクセサリー類は順次発売を予定しているとのこと。

【左上】instax mini 70用のハンドストラップ(開発中)。【右上・左下・右下】カメラケースは、口をゴムで留めるタイプ、ボタンで留めるタイプ、ファスナータイプが試作されている。どれが発売されるかは未定

作例も豊富にディスプレイされていた。よく目にするチェキ活用シーンのイメージだ

フィルムのラインナップも充実