米Googleが、Androidのリードデバイスとなる「Nexus」シリーズの新モデルを発表した。5.4インチディスプレイを搭載した「Nexus 5X」、5.7インチディスプレイの「Nexus 6P」の2モデルが用意され、米国などで10月下旬から発売される。日本ではGoogleの直販に加え、NTTドコモとソフトバンクでも取り扱う。Nexusデバイスとそのほかのスマートフォンにはどんな違いがあって、どんなメリット・デメリットがあるのだろうか。

NTTドコモの発表会で展示されたNexus 5X

Nexusシリーズは、Googleが開発するAndroid OSの最新版がいち早く提供され、Androidの新機能を確認するために、Google自身が販売する端末だ。開発自体はAndroidスマートフォンを開発するメーカーが担当しているが、端末の仕様や搭載する機能、ソフトウェアはGoogleが管理しており、基本的にその時点で最新のスペック、OSを搭載したデバイスになる(最高スペックというわけではない)。

ドコモ版はブラックとホワイトの2色

本体前面

本体背面。シールは開発機のマークがあるそうで、製品版ではこの部分には何もなくなるようだ

本体側面