2015年7月から放送開始となったTVアニメ『ミリオンドール』。"リアルすぎるアイドル群像アニメ"として、アイドルとおたくの生の姿を描き出す本作のライブ&トークイベント「ミリオンドール 第3回ファンミーティング」が9月11日、東京・渋谷のライブハウス「渋谷ミルキィウェイ」にて開催された。

過去のファンミーティングが行われていた秋葉原から渋谷へと会場が変更となった今回のイベントだが、第2回と同じく、鳴海杏子がMCを務め、キャスト陣からはマリ子役の伊藤美来が参加。そして、自身の楽曲が原作の中でも数多く使用されるなど、『ミリオンドール』とは非常に縁が深い"ゆっふぃー"こと寺嶋由芙、さらにアース・スタードリームがゲストとして登場し、イベントに花を添えた。

イベントは、まずアース・スタードリームによるライブから。アース・スタードリームは、アース・スターエンターテイメントが昨年開催した「国民的声優グランプリ」の受賞者によって結成されたユニットで、メンバーは中島由貴、高尾奏音、小出ひかる、曽我部英理、愛原ありさ、新井田いづみ、谷尻まりあの7人。ステージでは、「Fan Fanfare!!!」「ハッピー∞エフェクト」、そして「ファッとして桃源郷」の3曲を、激しいダンスを交えながら披露した。『てーきゅう』第6期の主題歌を担当することも決まっているアース・スタードリームだが、10月4日に開催される「第三陣ライブ」にて、主題歌を初披露することがステージにてファンに報告された。

まずはアース・スタードリームによるステージ

アース・スタードリームのライブに続いては、出演者全員がステージに登場してのトークコーナー。ただし、アース・スタードリームの高尾奏音は、イベント前日に13歳になったばかりということで、20時までしか出演できず、残念ながらこの段階でステージアウトとなった。

トークコーナーでは、TOKYO MX『みうらじゅん&安齋肇のゆるキャラに負けない!』に出演するなど、"ゆるキャラ"好きとして知られる寺嶋由芙を中心に、出演者全員で"ゆるキャラ"トークを展開。出演者の出身地を聞いて、ご当地の"ゆるキャラ"を紹介するなど、豊富な"ゆるキャラ"知識を披露して会場を沸かせる寺嶋だったが、逆に「大丈夫ですか? これミリオンドールのイベントですよ(笑)」と心配する一幕も。

"ゆるキャラ"トークで盛り上がる出演者たち

そして、『ミリオンドール』第10話の最速上映会を挟んでのライブコーナーでは、まず寺嶋が、「ぜんぜん」「好きがこぼれる」、そして原作の中でマリ子が歌い、寺嶋自身も大事な曲と語る「#ゆーふらいと」を熱唱。寺嶋の抜群の歌唱力と巧みなあおりが、会場全体を一気にヒートアップさせる。そしてラストは伊藤が、「Take you to My PARTY!!」と後期OPテーマである「細胞プロミネンス」を披露。今回は会場がライブハウスということもあって、ステージと客席の距離が近く、作品世界とリアルが融合したかのようなライブシーンが繰り広げられた。

寺嶋由芙

伊藤美来

イベント終了後は、各出演者がお渡し会や握手会を行うなど、ファンとのコミュニケーションを楽しみ、「ミリオンドール 第3回ファンミーティング」は最後まで大盛り上がりの中、幕を閉じた。

ライブ終了後、「ミリオンドールVRゴーグル」を試す出演者たち。来場者プレゼントも行われた

イベント終了後はお渡し会や握手会でファンとコミュニケーション

残念ながら、TVアニメは最終回を迎える『ミリオンドール』だが、「ファンミーティング」は第4回も開催決定しているので、こちらも注目しておきたい。

伊藤美来とアース・スタードリーム

「ミリオンドール第4回ファンミーティング」は9月25日開催

楠田亜衣奈

「ミリオンドール第4回ファンミーティング」は、2015年9月25日(金)に「スクエア荏原ひらつかホール」にて開催される。出演者は、第3回に出演した伊藤美来、アース・スタードリームに加え、すう子役の楠田亜衣奈が参戦。さらに、これまですべてのファンミーティングにてMCを務めた鳴海杏子のステージも予定されている。

イベント当日は、楠田亜衣奈による「光る海のまんなかで」、伊藤美来による「細胞プロミネンス」のCDお渡し会を実施。お渡し会は、それぞれのCDをイベント会場で購入した人が対象となる。また、来場者全員に原作「ミリオンドール」単行本1巻がプレゼントされる。

■「ミリオンドール第4回ファンミーティング」開催概要
【日時】2015年9月25日(金) 開場18:30 / 開演19:00
【会場】スクエア荏原ひらつかホール
【出演】伊藤美来、鳴海杏子
【ゲスト】楠田亜衣奈、伊藤美来、鳴海杏子、アース・スター ドリーム
【価格】前売り / 3,500円、当日 / 4,000円 (※ドリンク代は不要)
※チケットの申込はこちらのURLから。

そのほか詳細は、『ミリオンドール』公式サイトなどをチェックしてほしい。

(C)Ai/COMICSMART INC./"milliondoll" Committee.