インターネット上で提供されるサービスは、いつでも稼働しているわけではない。煎じ詰めれば人間が造り出したもので、知られざる不具合が潜んでいたり、その不具合を突き外部から攻撃されたり、といったアクシデントもありうる。Appleが提供する「iTunes Store」や「iCloud」などのオンラインサービスもまた然り、予期せぬサービス停止は避けられない。

システムのメンテナンスやサービス内容の大幅な変更に備え、故意にサービスを停止することもある。なぜかつながらないと調べたところ、メンテナンスのためサービスを停止させる旨のメールが届いていた、などという経験は誰しもあるはず。サービスの安定化と質的向上を図るためには、ときには故意にサービスを一時停止させる必要があるのだ。

Appleの場合、それ以外のタイミングでサービスが停止することがある。そう、新製品が発表されるかどうかというイベント直前のタイミングだ。Appleが公式に認めているわけではないが、オンラインストアはそれが"お約束"に近く、iPhoneが発表される(かも)というイベントの直前は高確率で臨時のメンテナンスに突入する。

しかし、一般ユーザにとってオンラインサービスの停止理由が過失か故意かは関係ない。止まっているのならば理由はなにか、いつ頃復活しそうかを知りたいだけだ。

そんなとき利用したいのが、Appleは自社オンラインサービスの稼働状況を一覧できるページを用意している(リンク)。iCloudメールを送信できない、オンラインストアを表示できない、iTunes Storeにアクセスできない……という場合は、このページにアクセスしてみよう。意外に使う機会があるので、ホーム画面にアイコンとして登録しておくことがお勧めだ。

操作手順をカンタン解説

1 Appleのオンラインサービスは予告なしに停止することがあるが、その状況はAppleのWEBサイトでリアルタイムに確認できる

2 SafariでAppleのシステム状況確認ページにアクセス、共有ボタンをタップする

3 「ホーム画面に追加」をタップする

4 ホーム画面に登録しておけば、サービスを利用できない!? という場面で稼働状況をすぐに確認できる

(提供:iPad iPhone Wire)