9月17日に開幕した「東京ゲームショウ2015」のロジクールブースでは、8月27日に発表したヘッドセット「ロジクール G633」(G633)および「ロジクール G933」(G933)の実機を国内初展示していた。

「東京ゲームショウ2015」のロジクールブース。17日・18日のビジネスデイは、e-Sports選手らによるトークショー「Gのから騒ぎ」を展開する

ワイヤレスモデル「ロジクール G933」

有線モデル「ロジクール G633」

G633とG933は40mmのスピーカードライバを搭載し、7.1chサラウンドを再生できるヘッドセット。同社のゲーミングデバイス「Logicool G」シリーズの最新モデルで、有線モデルG633は9月24日に発売する。一方のG933は発売日未定だが、担当者によると「11月くらいめど」とのこと。ヘッドバンド部は、ある程度カーブの効く柔軟かつしなやかな作り。イヤーパッド部も左右に大きくひねることができ、幅広いユーザーの頭にフィットしそうだ。実際にG933を手にしてみると、40mmドライバ内蔵のイヤーカップは手のひら大を超えるかという大きなサイズだったが、見た目より軽く感じられた。

両モデルの違いは接続方式のみ。ワイヤレスのG933はイヤーパッドにUSBドングルを内蔵し、2.4GHzの無線接続となる。本体サイズはW180×D94×H190mm、重量は374g。カラーはブラック。対応OSおよび機器は、Windows 7 / 8 / 8.1、PlayStation 4、Xbox One。

ロジクールブースでは、19日、20日の一般公開日で「League of Legends」アマチュアチーム日本一を決める国内トーナメント大会を開催する。e-Sportsに力を入れる同社ブースではこのほか、8月7日にオープンした「Logicool G」製品を体験・購入できる路面店「ロジクールGアリーナ」で展示しているような、e-Sports選手が使う製品セットも展示している。

10月以降に順次販売開始する。直販価格はG633が税別20,130円、G933が税別24,130円。イヤーパッド側面にLEDライトを備え、最大1,680万色のパレットから好みの色を設定できる。ブース内のショーケースでは、カラーがランダム表示するG633/G933が展示されていた。ちなみにイヤーパッド部は取り外して個別に洗える仕様だ

実際にG933を装着した様子。マイクは折畳式で、本体内に完全に収納できるデザイン。担当者は「71.chサラウンドはゲーミングにも適するが、普通に音楽を聴くのにも十分使えると思う」とコメント