ソニーは9月2日(ベルリン時間)、ドイツ・ベルリンで開催される家電製品展示会「IFA2015」の事前カンファレンスにて、スマートフォン「Xperia Z5シリーズ」やハイレゾ対応の「ウォークマン A20」「ウォークマン ZX100」などを欧州など海外向けに発表した。日本国内での発売については明らかにされていない。

ソニーは、IFA2015の開催(9月4日から)に先立って、事前カンファレンスを行い、平井CEOが数々の新製品を海外向けに発表した

Xperia Z5シリーズは、Xperia Z5、Xperia Z5 Premium、Xperia Z5 Compactの3製品が発表された。3製品共通してカメラ機能が強化されており、有効2,300万画素のセンサーを搭載し、スマートフォンでは世界最速となる0.03秒のAFスピードを実現した。Xperia Z5 Premiumのディスプレイは5.5インチ、4K解像度。

同社のブースに展示されていた「Xperia Z5シリーズ」

ウォークマン A20は、ハイレゾ対応ウォークマンのエントリーモデル。ウォークマン ZX100は、ウォークマン ZX1の後継にあたる機種だ。そのほか、新しくスタイリッシュなヘッドホンシリーズ「h.ear」も発表された。中でも、「h.ear in NC」は、世界初のハイレゾ対応ノイズキャンセリングイヤホンとなっている。

「h.ear」シリーズを発表する平井CEO

ウォークマン A20とh.ear on

ウォークマン ZX100

microSDカードスロットを搭載。OSもAndroidではない

また、IFA2015におけるソニーのブースには、国内未発表のコンパクトなハイレゾ対応オーディオシステム「CAS-1」も展示される。本誌では、小山安博氏による同カンファレンスのレポート詳報を追って掲載する。

ハイレゾ対応オーディオシステム「CAS-1」