マウスコンピューターの「WN891」は、8.9型の液晶ディスプレイを搭載したWindowsタブレットだ。キーボード付きカバーとOffice Home and Business 2013が付属して29,800円という超・戦略的な価格が特徴の1台である。

第1回目はWindows 10へアップグレードし、その実用性をチェックした。今回は、「WN891」の本体デザインとモバイル性能について検証してみる。

マウスコンピューターの8.9型タブレット「WN891」。スマートフォンのテザリング機能やモバイルルータを利用すれば、外出先でもネット利用が可能になる

■主な仕様   [製品名] WN891   [CPU] Intel Atom Z3735F(1.33GHz)   [メモリ] 2GB   [ストレージ] 32GB eMMC   [光学ドライブ] ―   [グラフィックス] Intel HD Graphics(CPU内蔵)   [ディスプレイ] 8.9型ワイド(1,280×800ドット)   [OS] Windows 8.1 with Bing 32bit   [直販価格(税込)] 29,800円  

サイズ感は上々、重さはペットボトル未満

WN891の本体サイズは、幅231×奥行き152×高さ10.9mmだ。A5サイズ(幅210×奥行き148mm)よりひと回り大きい程度だと考えれば、サイズ感をイメージしやすいだろう。片手でしっかりホールドできる大きさではないが、バッグに入れて持ち歩くにはまず問題ない。

カタログ上の重量は、500mlペットボトルより若干軽い約481gとされているが、実際に重さを測ってみたところ、公称値よりもわずかに軽い478gだった。タブレットとしては比較的扱いやすい重さだ。

8.9型で解像度1,280×800ドットの液晶ディスプレイを搭載

接地面積は幅231×奥行き152mmで、A5サイズよりもひと回り程度大きい

高さは10.9mm。数値としては特別薄いわけではないものの、実際に手にしてみるとスリムに感じる

重量は実測値で478gだった