【レポート】

写真甲子園2015、今年も北海道・東川町で取材してきました! (その1)

1 全国大会にあたる「本戦」とは

阿部求己  [2015/08/14]
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今年で第22回を迎えた「写真甲子園」こと全国高等学校写真選手権大会。8月4日から7日まで北海道・東川町を中心としたエリアで「本戦」が開催された。天候にこそ恵まれなかったが、心に残る作品が多く見られ、筆者も撮影モチベーションを十分に補給して帰ってきた。

今年もあいにくの空模様。大会2日目、千葉県立四街道高校の選手はタオルでカメラを保護しながら撮影していた。髪の毛には雨粒がついている

全国大会にあたる「本戦」とは

写真甲子園は「本戦」の撮影フィールドでもある東川町、美瑛町、上富良野町、東神楽町、旭川市や、北海道新聞社などで構成される写真甲子園実行委員会が主催し、キヤノンおよびキヤノンマーケティングジャパンが特別協賛社としてサポートしているイベントだ。

モモンガが写真甲子園のマスコット。優勝は「金のモモンガ賞」、準優勝は「銀のモモンガ賞」とも呼ばれる

2015年は全国を11ブロックに分けて「初戦」(予選のようなもの)を実施。その初戦に応募した全国514校から、「本戦」(全国大会のようなもの)に進む18校が選ばれた。本戦出場校の選手と監督は8月3日に現地入りし、9日まで滞在。本選の競技は4日から7日の3日間で、各日ごとに撮影と8枚組の作品提出を行い、審査員から講評を受ける。

■競技の流れ

(1) 本戦は現地で撮影した写真で競われる。撮影フィールドは、初日が旭川市と東神楽町、2日目が美瑛町と上富良野町、3日目が東川町だ。初日と2日目の撮影タイムは各2時間……、なかなかタイトである

(2) 撮影データをセレクトして、8枚組みの作品として提出する。セレクトの制限時間は2時間50分。監督が助言できるのは、セレクト会議の途中20分だけに限られている

(3) 公開審査会で提出作品をプレゼンテーションして、その場で審査員から講評を受ける。ここでアドバイスを受けることで、選手が成長していくのが写真甲子園の面白さだ

本戦のスケジュールは「超絶ハード」な内容だ。たとえば、筆者が現地入りした本戦2日目は、6時10分に朝食をとり、7時20分からバスで移動、上富良野町で2時間、美瑛町で2時間の撮影タイムを経て、15時10分から写真セレクト、17時15分に作品提出締め切り、18時30分から20時30分まで公開審査会、選手が宿舎に戻るのは21時15分という予定である。

短い撮影タイムゆえ、選手たちがダッシュするのは当たり前。筆者も一緒に(ちょっとだけ)走って取材しています!

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インデックス

目次
(1) 全国大会にあたる「本戦」とは
(2) 「初戦」のように作りこめない、撮って出しの「本戦」
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