【レポート】

ASUSがZ170搭載マザーボード10モデルを発表 - 新たに加わった「PRO GAMING」シリーズに

1 ゲーミングが中心のラインナップ

 
  • <<
  • <

1/2

既報の通り、5日にIntelが第6世代Coreプロセッサと新チップセット「Intel Z170 chipset」を発表した。これに合わせてマザーボードメーカー各社からも、Z170を搭載したマザーボードが続々と発表された。ここではASUSのZ170マザーボードについて紹介したい。

ASUSからはゲーミングブランド「R.O.G.」から4モデル、高耐久が特徴の「TUF」シリーズから1モデル、「スタンダード」シリーズから4モデル、そして今回から新たにシリーズ化した「PRO GAMING」シリーズから1モデルの計10モデルが発表された。このうち、Skylakeと同時に発売となったのは、スタンダードシリーズに属する「Z170-A」のみ。

ASUS製Z170マザーボードのラインナップ

とはいえ、「R.O.G.」シリーズの「MAXIMUS VIII EXTREME」と「TUF」シリーズの「SABERTOOTH Z170 MARK1」を除く、7モデルも8月8日以降の発売を予定しており、それほど間を空けずに店頭に並ぶだろう。

各シリーズに共通で盛り込まれた機能について紹介する。Skylakeでは、SkylakeではBLCKを1MHz単位で調整し、オーバークロックに対応する。各マザーボードメーカーでは、それぞれクロックジェネレータを搭載したマザーボードを展開するが、ASUSも「PRO Clock」を搭載し、BLCKを400MHzまで調節できる。

「PRO Clock」に加えてTPUとEPUで安定したオーバークロックを実現する

ASUSでは同社製マザーボードに電力管理を行う専用チップ「EPU」(Energy Processing Unit)や、CPUクロック設定の処理を行う「TPU」(TurboV Processing Unit)を搭載しているが、「PRO Clock」はこれらと連携してクロックの制御を行い、安定したオーバークロックを可能とするとしている。

Z170マザーボードではUSB 3.1の搭載がひとつのトレンドだが、ASUS製マザーボードでもUSB 3.1 Type-Cコネクタを搭載したモデルを用意する。ただし、一部モデルでは、Type-Cコネクタを搭載していても規格はUSB 3.0というものもあるので、注意が必要だ。

USB 3.1はZ170のトレンド

ファンコントロール機能「Fan Xpert 3」に、液冷ポンプの制御機能が追加され、ポンプの流量をUEFIやOSから設定することができるようになった。

もともと機能が豊富な「Fan Xpert 3」に新たな機能が追加された

このほか、USBメモリを使わずに、インターネットからUEFIを更新する「EZ Flash 3」のほか、UEFI上でS.M.A.R.T.やGPU POSTの情報を確認できるといった新機能を搭載する。

また、付属品として「CPU取り付けアダプタ」を用意。SkylakeはこれまでのCPUに比べて基板部分が薄く、持ちにくくなっている。ASUSの担当社によると、特に取り外しの際はCPUを落としやすいようで、「CPU取り付けアダプタ」を使うことで、CPUの取り付けや取り外しを安全に行えるという。

「CPU取り付けアダプタ」。これでどれだけCPUが持ちやすくなるかは不明だ

R.O.G.シリーズ

ここからは個別のシリーズについて紹介しよう。R.O.G.シリーズからは、「MAXIMUS VIII EXTREME」「MAXIMUS VIII HERO」「MAXIMUS VIII RANGER」「MAXIMUS VIII GENE」をラインナップする。

「R.O.G.」はASUSのゲーミングブランドで、オーバークロッカーやハイエンドゲーマー向けの製品を展開する。R.O.G.シリーズのマザーボードでも、ゲーミングに関連した機能を盛り込む。

「R.O.G.」マザーボードの特徴

ゲーム用オーディオ機能「SupremeFX」は2015年バージョンに進化。コンデンサをニチコン製のものに変更したほか、ESSのD/Aコンバータ「ES9023P」、TIのオペアンプ「RC4580」を追加した。さらにオーディオ回路向けのクロックジェネレータやポップノイズを防止するリレー回路を備え、従来よりも音質を高めた。

「SupremeFX」が2015年バージョンに強化

また、ゲーミングキーボード以外でもマクロやショートカットを設定できる「KeyBot」も「KeyBot II」へと進化し、登録したマクロの左右を反転できる機能を追加した。例えば、格闘ゲームではキャラの向きが変わると、キー入力を左右逆にしなければならない。従来の「KeyBot」では左右それぞれでマクロ設定しなければならなかったが、「KeyBot II」ではF8キーで左右を切り替えられる。

このほか、メモリの一部をSSDのキャッシュに割り当てて、ストレージを高速化させる「ROG RAMCache」や、チップセット用のヒートシンクに内蔵したLEDによるイルミネーション機能「Lighting Control」といった機能を備える。

メモリの一部をSSDのキャッシュに割り当てる「ROG RAMCache」

「Lighting Control」機能

PRO GAMINGシリーズ

ASUSのZ100シリーズマザーボードで注目したいのが、「PRO GAMING」シリーズだ。Intel9シリーズでも、「Z97-PRO GAMER」や「H97-PRO GAMER」(「B85-PRO GAMER」)という製品が投入されてきたが、こちらの売れ行きが好調だったことから、新たにシリーズ化したようだ。

PRO GAMINGシリーズの特徴

「R.O.G.」ではないゲーミングマザーボードということになるが、「R.O.G.」はどちらかというと、ハイエンド志向のユーザーに向けた製品だが、「PRO GAMING」シリーズではもう少しカジュアルなメインストリームのゲーマーをターゲットにとしている。

「R.O.G.」のマザーボードからある程度機能を絞っているが、「SupremeFX」や「Sonic Radar II」といったゲーム用オーディオ機能、LANGuard、GameFirst IIIなどのゲーム用ネットワーク機能、「ROG RAMCache」などの機能はそのまま搭載する。

また、ゲーミングモデルとあって、通常のマザーボードよりも高耐久な部品を使っていることも特徴だ。

スタンダードシリーズ

汎用性の高いスタンダードシリーズでは、「Z170-DELUXE」「Z170-A」「Z170-K」「Z170M-PLUS」の4モデルを用意する。

スタンダードシリーズの特徴

システム内に搭載するファンの回転をBIOSから制御できる「Fan Xpert 3」や、サウンド機能「Crystal Sound 3」をなどの機能を引き続き搭載する。

Fan Xpert 3

Crystal Sound 3

最上位モデル「Z170-DELUXE」ではいくつか新機能を追加。2基のM.2スロットを備えるほか、U.2の変換アダプタが付属する。ASUSによるとM.2とU,2でRAIDを構築できるという。

「Z170-DELUXE」では2基のM.2、U.2、SATA Expressに対応する

また、マザーボード上のLEDによるイルミネーション機能「Lighting Control」、F1~F12のファンクションキーにマクロを設定できる「Key Express」のような、ゲーミングマザーボードの機能を取り込む。

イルミネーション機能「Lighting Control」

ファンクションキーにマクロを設定できる「Key Express」

TUFシリーズ

高耐久のTUFシリーズからは、「SABERTOOTH Z170 MARK 1」の投入を予定している。ただし、現時点で詳細な仕様や発売日、価格などは公開されていない。

  • <<
  • <

1/2

インデックス

目次
(1) ゲーミングが中心のラインナップ
(2) 各モデルの仕様をまとめ
関連キーワード

人気記事

一覧

新着記事

[朝が来る]テレビ欄に原作・辻村深月の作品名 「“辻村愛”感じて」 安田成美&川島海荷のヒューマンドラマ
[08:00 7/30] エンタメ
偽Pokemon GOアプリから身を守る方法
[08:00 7/30] 企業IT
ベッキー、武道館イベントに感激「ただただ幸せ」騒動後初めてファンの前に
[08:00 7/30] エンタメ
吉木りさ&和田正人、ブログで交際宣言「あたたかい目で見守って」
[08:00 7/30] エンタメ
鉄道トリビア 第365回 全国に4駅ある赤坂駅と愛媛県の五十崎駅、その共通点は…
[08:00 7/30] ホビー