説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「誰でも勝手にメールに返信できるってホント?」という質問に答えます。

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メールではなく「メッセージ」であれば本当です。SMS/MMSおよびiMessageをやり取りするアプリ「メッセージ」は、iOS 8からロック画面上で返信する機能が用意されたため、ふと目を離したすきに自分以外の誰かに返信されてしまう可能性があります。

届いた「メッセージ」に返信することはかんたんです。ロック画面に表示されているメッセージを左方向へスワイプすると、青い「返信」ボタンが現れるので、これをタップするだけで返信メッセージを作成できます。一連の作業はロック画面を解除することなく行えますから、家族や友人など身近な人間に到着メッセージの存在が知られ、勝手に返信されてしまう可能性は否定できません。

本来はメッセージの到着通知を受けてすぐ返信できるようにするための機能であり、便利に使えますが、油断ならない存在であることも確かです。入力作業は1、2分あればじゅうぶんですから、居眠りしているとき、玄関で来客に応対するとき、お手洗いに立ったときなど危険なシチュエーションはいろいろ考えられます。

勝手に返信されては困る、そのようなことをやりかねない人物が身近にいる……という場合は、残念ですがこの機能を無効化するしかありません。「設定」→「Touch IDとパスコード」の順にタップしてパスコードを入力し、現れた「Touch IDとパスコード」画面にある「メッセージで返信」スイッチをオフ(緑→白)にしましょう。これで、ロック解除しないまま返信メッセージを作成することはできなくなります。他の機能には影響しませんから、通知の表示やSiriは変わらずロック画面で利用できます。

勝手にメッセージを返信しそうな人物が身近にいる場合は、「メッセージで返信」機能を無効化しておきます