東京ディズニーランド(千葉県浦安市)に7月17日、ディズニー映画『リロ&スティッチ』をテーマにしたアトラクション「スティッチ・エンカウンター」がオープンする。スティッチと実際に会話ができるシアタータイプのアトラクションだ。気になる内容を、ひと足先に確かめてきた。

スティッチに大接近できる「スティッチ・エンカウンター」

「スティッチ・モニターステーション」はスティッチを見守る施設

スティッチは、銀河連邦の中心的科学者ジャンバ・ジュキーバ博士によって作られたエイリアン。銀河連邦は、スティッチが地球でいい子にしているか見守るため、また邪悪なエイリアン、ガントゥから守るために「スティッチ・モニターステーション」をトゥモローランドに設立した。

アトラクションは、トゥモローランドの「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」の向かい側にある

スティッチ・モニターステーションのロビーには、銀河連邦議長からのメッセージをはじめとしたポスターが展示されている。

「スティッチ・モニターステーション」のロビーに展示されているポスター

ロビー上部にあるスクリーンには、銀河連邦が最新技術を駆使して発明した「P.H.O.O.G(フーグ)」から送られてきたスティッチの映像が放映されている。

「P.H.O.O.G(フーグ)」が捉えた、スティッチが世界各国に行った時の映像

「P.H.O.O.G(フーグ)」が放映する「悪い子メーター」の映像

スティッチと"交信"を楽しもう!

スティッチをモニターに映し出すキャスト

さっそくアトラクションの中へ。「ブリーフィングルーム」でキャストとモニターによる説明を受けて、シアターのある「オブザベーションルーム」へ入場した。

キャストが元気よく、ゲストに「アロハ!」とあいさつし、コンピューターでスティッチのモニタリングを始める。

いよいよスクリーンにスティッチが登場! ゲストに気づいたスティッチは「うー? 人いっぱいいる。みんな、アロハ!」と元気に声をかけた。

「うー? 人いっぱいいる」

「みんな、アロハ!」

スティッチがゲストの中から1人指名し、名前と出身地を聞くシーンも。他のゲストにも、「友だちと遊ぶの好き?」「音楽好き?」などと質問していた。

ゲストと会話を楽しむスティッチ

後半では、スティッチが宇宙船で脱出しなければならない事態が起きる。ゲストみんなで宇宙船まで「青!」「緑!」と扉の色を大きな声でスティッチに教えてあげるスリリングな場面もあった。アトラクションの所要時間は約12分。総投資額は約20億円となっている。

「青!」「緑!」と大きな声を出して道を教えてあげよう

同アトラクションのオープンに先駆けて、既に園内ではスティッチの関連グッズの販売や、特別メニューの提供が始まっている。『リロ&スティッチ』でリロが作ったぬいぐるみをスイーツにした「スクランプまん」(税込400円)は、マンゴー、バナナ、紫イモの3つの味が楽しめる。ぜひアトラクションと一緒に試してみてほしい。

「スクランプまん」(税込400円)

中にクリームが入っている

ファストパスにもスティッチが登場

(C)Disney