iPhoneの販売ピークは何と言っても発売直後だが、あえて時期を外し、さまざまな問題が出切ってから、十分値段が下がったiPhoneを狙うという人も少なくない。順調にいけば次期iPhoneの発売まであと2カ月程度となったが、現時点で最新機種ではない過去のiPhoneを購入することには、どのようなメリットとデメリットがあるのだろうか?

コンパクトさは未だに魅力的

昨年9月に登場したiPhone 6と6 Plusは、拡大したサイズが当初批判の対象にもなったが、ふたを開けてみればiPhone史上最高のヒット作として快進撃を続けている。とはいえ、やはり大型化したことなどを不満に思い、iPhone 5s以前のモデルに固執する人も多い。確かにiPhone 5sまでのiPhoneは手のひらにしっくり収まるサイズやデザインのおかげで、ポケットにも収まるし、かなり持ちやすい。次のiPhoneもデザイン的に大きな変更はないと見られていることから、4インチ以下のiPhoneを買うのは今が最後のチャンスとも言える(ただし、次期iPhoneに4インチモデルが加わるという噂は根強い)。

iPhone 6/6 Plus

iPhone 5sについては、キャリアのオンラインショップでの在庫が払底しているものの、店頭ではまだまだ購入できるところが多い。それより前の世代になると、iPhone 5cがごく少数残っているケースがあるものの、5以前の機種は中古販売に頼ることになる。今回は中古も中心に、こうした「オールドiPhone」を購入する際の選び方と注意点を考えてみよう。