Microsoftの標準アプリを確認しておこう

液晶ディスプレイはHD解像度1280×720ドットと、スマートフォンが普及した今となっては標準的な仕様。InternetExplolerでWeb画面を表示させても、十分な解像度がある。地図ソフトは若干日本らしくない漢字やアルファベット表記が混じったもので、他のOSを使用しているユーザーは少々使い辛さを感じるかもしれない。しかしこちらは、現在メーカー内で対応検討中のようなので、今後の調整に期待したい。またMicrosoft純正OSだけあり、Microsoft Ofiiceがプリインストールされている。電源をオフにする場合は、電源ボタンを長押ししたのちに、画面を下にスライドさせて行う。

初期状態での登録アプリ一覧。独自のアプリはなく、まっさらな状態のWindows Phone 8.1となる

標準Webブラウザ「InternetExplorer」の検索画面

検索結果を表示したところ。わずか3色で表示されるシンプルな画面だ

マイナビニュースのWEbページをPCサイトで表示したところ

アプリの切り替え画面。×ボタンで終了させることができる

Windows Phoneの地図画面。航空写真表示も可能だ。地図の精度はまだ実用には一歩足りない印象があるが、現在対応検討中のよう。今後の調整に期待したい

Microsoft Ofiiceがプリインストールされている点がMicrosoftのOSらしい

Word、Excel、PowerPointのファイルを閲覧、編集することが可能

カメラには、シャッターボタンをタッチしている間連写を続けるバーストモードが搭載されている

電源ボタンを長押しし、画面を下にスライドさせると電源をオフにすることができる

ベンチマークテストでスコアをチェック!

最後に、ベンチマークテストで「MADOSMA Q501」の性能を測っておこう。Windows Phoneにはまだベンチマークソフトが少ないが、今回は「AnTuTu Benchmark v0.8.0 beta」と「GFXBench DX Benchmark 3.0.5.1」の2つを試したので、今後の参考としてほしい。

「AnTuTu Benchmark v0.8.0 beta」でのベンチマーク結果

「GFXBench DX Benchmark 3.0.5.1」でのベンチマーク結果

国内初のWindows Phone 8.1端末を誰よりも先に触ってみたい人に

日本初となるWindows Phone 8.1端末「MADOSMA Q501」を駆け足でここまでご紹介してきたが、ハードウェアを見る限りは過不足の無い作り込みが行われているとみてよさそうだ。HDディスプレイに1.2GHzのクアッドコアCPU、1GBのRAMというスペックは物足りなさも感じるものの、動作が不安定になるようなところはない。

価格も33,800円(税込)と抑えられているため、ひとまずは国内のガジェット好きが率先して手にすることになりそうだ。むしろ心配なのはOSの完成度や日本語対応の成熟度、そしてアプリの充実度合いだが、それは本機、ひいては今後のWindows 10などの盛り上がりと普及による改善を期待したい。新しい端末を真っ先に試したい方は、ぜひマウスコンピューターが他に先駆けて発売する「MADOSMA Q501」を手にとって、Windows Phoneの世界を体験してみてほしい。

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マウスコンピューター/G-Tune