『アイドルマスター シンデレラガールズ』のWEBラジオ「CINDERELLA PARTY!」公開録音イベント「CINDERELLA PARTY 02~イケてる彼女と楽しい公録~」が2015年6月13日、東京・代々木の山野ホールで開催され、パーソナリティの原紗友里(本田未央役)と青木瑠璃子(多田李衣菜役)に加えて、夜の部ではゲストに松嵜麗(諸星きらり役)と杜野まこ(姫川友紀役)が登場した。

公開録音に登場した松嵜麗、青木瑠璃子、原紗友里、杜野まこ

「松嵜麗と杜野まこがゲスト」と聞いて、おっ! と思った人はアイマスファンであり、野球ファンでもあるかもしれない。松嵜麗といえば、文化放送に『れい&ゆいの文化放送ホームランラジオ!』という野球番組を持っているほどの、声優界を代表する熱狂的ヤクルトスワローズファン。一方の杜野まこの場合、自身が演じる姫川友紀は野球とキャッツ(イメージモデルはおそらくジャイアンツ)の熱狂的ファンであり、杜野自身は熱狂的ベイスターズファンである……という複雑な立場。これに『アイドルマスター ミリオンライブ!』横山奈緒役の渡部優衣(トラキチ)を加えた3人のうち2人が集まればどんな番組も野球ラジオになってしまう……と言われるほどの野球好き声優たちが今回のゲストということで、アイマス&野球ファンは色めきたったのであった。

イベントのサブタイトルが「イケてる彼女と楽しい公録」。頭文字をつなぐと「イカタコ」になることから、今回の公録はトークや映像は「イカ」と「タコ」をテーマに……という構成だったのだが、呼びこまれて登場するやいなや「負けたよ負けたよ」「9連敗……」「(ベイスターズの)横浜ブルーをステージに連れてきたのに……」と初手から野球ネタを連発する流石の2人だ。野球好きなキャラクターがすっかりアイマスファンにも認知されている杜野まこだが、実はアイマス関連のこうしたイベントに登場するのは初めて。「『シンデレラガールズ』杜野まこ役姫川友紀でs…」とコッテコテの言い間違いをするなど、緊張の色も見せていた。

リスナーからのメールのコーナーでは「暑い夏はどうすれば?」などのメールに答える4人だったが、青木が「来月には暑い西武ドームでアイマス10周年ライブが……」という話題を出した瞬間に、今日ヤクルトが西武に敗戦したばかりの松嵜が「西武ドーム!!」とトラウマを発症するなど、徐々に野球エンジンが温まってくる。リスナーから"主宰(パーソナリティ)の2人が、ゲストの2人にヒーローインタビューをしてください"というメールが届くと、完全にステージは野球モードに。野球を全く知らない原が勝って良かった、ホームランすごかったと雑な振りをすると、松嵜は「昨日誰がホームラン打ったか知ってる?」とにっこり。正解は5回に山田が11号2ランを放っているが、原は「原……監督……?」と斜め上の素人解答を返し会場を沸かせていた。

続く青木がベイスターズ9連敗を気遣って一週間前(のベイスターズ)はすごかったですねと振ったものの、一週間前は当然連敗中の杜野は沈痛な面持ちに。しかし杜野はやがて吹っ切れたのか完全にヒーローインタビューモードになると、ホームランを打ってCS(クライマックスシリーズ)を目指すと熱く宣言していた。

パーソナリティとゲストとの対決コーナーも、夜の部はゲストの趣味に合わせて「NGワードストラックアウト」なる野球風ゲームに。相手チームに言わせる「NGワード」を9つ設定し、制限時間内に相手チームにより多くNGワードを言わせたら勝ちという趣向で、敗北チームは体に良い苦いお茶を飲む罰ゲームが待っている。一進一退の攻防だったが、クライマックスは松嵜の捌き。パーソナリティチームが執拗に松嵜に「ヤクルト」を言わせようとしていることを感じ取った松嵜は、「(好きな野球チームを聞かれて)ここは賭けに出る! スワローズです!」と答えてNGワードをすりぬけ、会場の拍手喝采を浴びていた。

トークでは熱狂的野球ファン丸出しなゲストと、アイマスの流刑地と言われるほどに自由極まるパーソナリティたちだが、いざキャラクターを演じるときっちり「アイドル」になるのが『シンデレラガールズ』の魅力。ライブでは「お願い! シンデレラ」(全員)、「ミツボシ☆☆★」(原)、「気持ちいいよね一等賞!」(杜野)、「ましゅまろ☆キッス」(松嵜)、「Twilight Sky」(青木)、「でれぱDEないと」(原&青木)、「Star!!」(全員)の計7曲を披露。中でも杜野はアイマス初イベントということで、アイマス初ライブでもある。今回披露した「気持ちいいよね一等賞!」は野球の応援歌風のテイストで、客席との掛け合いも盛りだくさんの最高に盛り上がる楽曲。杜野は客席のコールがほしいところでは会場にマイクを向けながら、初めてとは信じられないほどのクオリティとテンションで自身と会場を熱く盛り上げると、「皆さんの前に立つのが夢だったので、夢が始まった気がします。今日見た景色は一生忘れません!」と最後は真剣に語っていたのだった。