「そうきたか~」と思わず唸ってしまうコラボが実現した。大人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』とベアブリックによる、『一番くじ ハイキュー!!ベアブリック~ベアブリッくじ!!~』である。

『一番くじ ハイキュー!!ベアブリック~ベアブリッくじ!!~』の商品

「ベアブリック」とは、シンプルな形のクマ型ブロックタイプフィギュア。これまでにも様々なコンテンツとタイアップを実現しており、そのラインナップは『スター・ウォーズ』や『トイ・ストーリー』などの有名映画から、果ては「ペコちゃん」や「招き猫」にまで及ぶ。

対する「一番くじ」は、ご存知、コンビニや書店、ホビーショップなどで販売されているハズレなしのキャラクターくじである。『一番くじ ハイキュー!!ベアブリック~ベアブリッくじ!!~』では、ハイキューキャラをベアブリックした景品のほか、ベアブリックをモチーフにした様々な豪華商品も用意されているのだ。

ハイキュー!!ファンにもベアブリックファンにも見逃せない、今回の豪華コラボ。気になって仕方ないという人のために、一足早くバンプレストさんにお邪魔して実物を見せてもらったぞ!

ハズレなし! これが全9等級全32種+ラストワン賞の景品一覧だ

どーん!!

今回の等賞はAからIまでの全9等級全32種。さらにラストワン賞が用意されている。ラストワン賞は文字通り、お店で最後のくじ券を引いた人がもらえるスペシャルなグッズ。もらえたらラッキーだ。

こうして並べて見るだけでもワクワクしてくるが、せっかくバンプレストさんに全商品をそろえていただいたのだから、並べて写真を撮って終わりではもったいない。一つひとつ、細かく見ていこうじゃないか。

A賞 ベアブリックみみつきフードタオル

A賞はベアブリックみみつきフードタオル。ベアブリックということでクマ耳。とてもかわいいし、手触りもふわふわしていて気持ちいい。クマ耳部分はフードになっているので、頭を入れるとちょうどタオル部分が背中にかぶるような形になる。タオルには所狭しとベアブリックのハイキュー!!キャラクターが描かれていて、カラーリングもオシャレだ。

『ハイキュー!!』のキャラがそのままガツンとプリントされているのもいいけど、これはこれで普段使いもしやすいと思う。ちなみにこの写真は、フードをかぶって両手でタオルの端を持ち、広げたところ。肩幅よりも少し広いくらいの長さがあるので、スポーツ後など何かと使い勝手のいいサイズ感だ。これ、個人的にもすごく欲しい。

ハイキュー!!×ベアブリック その結果は?

B賞 1年生烏野デザインベアブリックセット

続いてはお待ちかねのベアブリック。B賞でゲットできるのは、烏野高校1年生セットだ。大きさはだいたい7cmくらい。ベアブリックは基本的に形状を変えることなく、プリントのみでキャラクターを表現する。ただ、同じチームの場合はユニフォームがかぶるので、パッと見でキャラクターの区別が難しい。メガネをプリントしてある月島はいいとして、それ以外を背番号で見分けろっていうのも、ねぇ。

ボールチェーンつきなのでカバンなどに簡単につけられる

そこで、今回はキャラクターをカラーで表現することにしたのだという。日向がオレンジ、影山がダークブルー、月島がベージュで、山口がグレーがかったオリーブ。各キャラクターの髪の色をベースに選ばれた配色だと思うけど、これがイメージにバッチリ合っていて、ひと目でどのキャラなのかわかるからすごい。この微妙な色の表現は、バンプレストの担当者曰く「かなり大変でした」のだとか。

せっかくなのでポーズをつけて遊んでみよう。ベアブリックは手足の可動範囲が広く、自由にポーズをつけることができる。どんな風に並べるといいかな~と思案していたところ、バンプレスト担当者が「日向はやっぱりスパイク。山口はへたれてしまうシーンを……」と、どんどんアイデアを出してくれた。先ほどのカラーリングのくだりで薄々気づいたかもしれないが、今回の商品企画の担当者は『ハイキュー!!』の大ファンで、それはもうものすごいこだわりが詰め込まれているのだ。

ポージング!

おお、何だか、それっぽいぞ! 月島がやる気ない感じで立ったまま日向たちを見ているのもいいね。これはぜひ4体セットでぶら下げたいところ。

いきなり遊びすぎた感があるが、どんどんいこう。続いてはC賞。

C賞 2年生烏野デザインベアブリックセット

西谷はわかりやすい

C賞は同じく烏野から、2年生セット。オレンジは西谷。特徴的な前髪もポイントで、これはわかりやすい。で、5番が田中で、6番が縁下。

並べて遊ぼう

テンションの高い二人を左右にして、縁下を囲んでみた。光景が目に浮かぶようだ。3人をどんな並びにするのか、色々考えると会話が浮かんできて面白い。

D賞 3年生烏野デザインベアブリックセット

ホクロに注目

烏野のラストは3年生。D賞で手に入る。これも色で何となくわかるのがすごい。ポイントは菅原のホクロ。めっちゃ細かい部分だけど、菅原を表現するなら外せない部分だ。わざわざこれを入れてくるあたり、さすがとしか言いようがない。

近くで見ると……

あと、アップで見て気づいたんだけど、東峰にはちゃんとあごひげがある。参りました。すごいこだわりだ。