米Googleは5月28日(米国時間)、開発者向けカンファレンス「Google I/O 2015」の基調講演を開催しました。Androidの時期OSとなる「Android M」や写真ストレージサービス「Googleフォト」など多数の発表がありましたが、それらの内容は表面的なもの。考察を深めれば、Googleが何を目指しているのかも見えてきます。ここでは、ライターに「Google I/O 2015」、Googleが目指す方向性について記してもらいました。

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1:iOSを強く意識した基調講演

【レポート】「Google I/O 2015」開催 - iOSを強く意識した基調講演に

今回の基調講演では何十回も「iOS」という単語が登場しました。GoogleにとってiOSは、「ライバル」や「敵」ではなくなってきているようです。
詳しい説明はこちらの記事へ

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2:Androidは順当に進化

【レポート】順当な進化と近い将来への展望を思い描くのに十分な材料 - 私はこう見る「Google I/O 2015」(海上忍編)

新しい「Nexus」などは発表されなかった基調講演ですが、時期OS「Android M」はAndroidの順当な進化と、Googleの近い将来への展望が垣間見えた講演となりました。詳しい説明はこちらの記事へ

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3:Googleのストロングポイントをさらに拡充

【レポート】Googleは勝負所をさらに強化した - 私はこう見る「Google I/O 2015」(小山安博編)

決済サービス「Android Pay」や指紋認証システムなど、アップルを意識した機能も多く発表されましたが、「Googleフォト」などクラウドというGoogleの強みを活かしたサービスも発表されています。詳しい説明はこちらの記事へ

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4:Google VS マイクロソフトに

【レポート】「グーグル VS.マイクロソフト」の構図が見える- 私はこう見る「Google I/O 2015」(塩田紳二編)

「Android M」とモバイル向けWindowsの最新版「Windows 10 Mobile」の提供時期は重なっています。両社がどう考えているにせよ、Android M VS Windows 10 Mobileという構図になることは避けられなさそうです。詳しい説明はこちらの記事へ

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5:怪物と化したGoogleの機械学習

【レポート】Googleが育てる"機械学習"が今後の議論に - 私はこう見る「Google I/O 2015」(山下洋一編)

「Googleフォト」や、デジタルアシスタント「Google Now」の新機能「Now on Tap」にはGoogleの機械学習システムが使われています。今後は、こうした優秀すぎる機械学習にまつわる議論が巻き起こるかもしれません。詳しい説明はこちらの記事へ

本稿で紹介した記事
1:【レポート】「Google I/O 2015」開催 - iOSを強く意識した基調講演に
2:【レポート】順当な進化と近い将来への展望を思い描くのに十分な材料 - 私はこう見る「Google I/O 2015」(海上忍編)
3:【レポート】Googleは勝負所をさらに強化した - 私はこう見る「Google I/O 2015」(小山安博編)
4:【レポート】「グーグル VS.マイクロソフト」の構図が見える- 私はこう見る「Google I/O 2015」(塩田紳二編)
5:【レポート】 Googleが育てる"機械学習"が今後の議論に - 私はこう見る「Google I/O 2015」(山下洋一編)